【会場開催】動的感性工学と車両運動講座 “貴島ゼミナール”(2日間)

概要

車両運動を語るには多くの場面で高度な数学力が必要とされる中、 本講座では一般のクルマ好きに向けた、数式を極力使わずに車両運動を解説するオートエグゼ社WEB掲載の“貴島ゼミナール”の内容を元に、 ロードスターやRX-7の開発主査を歴任され、現在は山口東京理科大学 名誉教授の貴島孝雄先生を講師にお迎えし、 開発現場の生の声で感性工学と車両運動を解説いただきます。

開催日程 開催日:2024年10月24日(木)~ 10月25日(金) 時間:10:00 ~ 17:00
場所 ニュートンワークス株式会社 セミナールーム
費用 88,000円(税込)
定員 12名(最少催行人数3名)※満席
対象 ・これから車両運動を学びたい方
・感性と紐づけて車両運動を学びたい方
・車両運動を学びなおしたい方
・自動車開発の生の声から車両運動を学びたい方
内容 《1日目》
 1.動的感性工学の定義
  ・感性とは
  ・感性工学、感性価値とは
  ・動的感性性能(動的感性工学)とは
 2.動的感性性能の目標は
  ・クルマの動きと感性性能の関係
 3.クルマの仕様諸元と動的感性性能の関係
  ・運動物体の本質、車両運動方程式
 4.動的感性性能はタイヤ性能との会話
  ・クルマの挙動とタイヤ力学
 Q&A

《2日目》
 1.操縦安定性能と動的感性性能の関係
  ・操縦安定性のやさしい理論解説
 2.サスペンション性能と動的感性性能
  ・操縦安定性とタイヤの関係
 3.ステアリング性能と動的感性性能
  ・車両操舵と車両応答
 4.車両挙動の考察
  ・車両自由度と車両応答性
 5.車両ロール挙動と動的感性
  ・車両ロール挙動の制御因子
 6.人間中心、感性価値重視の車両開発

 Q&A ※約30分間の全体質疑応答

講師紹介:山口東京理科大学 名誉教授 貴島孝雄様
-略歴-
1967年 東洋工業株式会社(現マツダ株式会社)入社
1970年~商用車(ボクサー、タイタンなど)のサスペンションの設計開発
1982年~2代目RX-7(FC)のシャシ系、新型リアサスペンションの設計開発
1984年 RX-7(SA)アクロポリスラリー車両のシャシ系設計開発
1986年~初代ロードスター(NA)の設計開発
1988年 3代目RX-7(FD)の車両設計、開発推進ならびに車両系全体のタスクフォースのチームリーダー就任
1991年 マツダ787B ルマン24時間レース車両の車体、シャシ系の設計開発
1995年~2代目ロードスター(NB)、RX-7(FD)開発主査
2001年~3代目ロードスター(NC)開発主査
2009年 マツダ株式会社 定年退職
2010年 山口東京理科大学 工学部 機械工学科 教授に就任
2021年 山口東京理科大学名誉教授に就任

※内容は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
※本講座は日本の製造業のお客様に向けて発信しております。
 弊社と同業者もしくは製品設計・開発に関わりのないお客様の受講はお断りする場合がありますのでご了承下さい。

本講座は終了いたしました。