【オンライン開催】振動特別講義 アセンブリ構造振動解析の基礎(2日間)

概要

製品のNV性能に対する要求の高まりを受け、CAEによる振動特性予測や評価の重要性が増しています。 製品全体やユニットのようなアセンブリの振動をCAEで扱う場合には、部品間の結合部のモデル化がしばしば課題にあげられます。
また、アセンブリ振動では実験と解析のコリレーションをとることが難しく、実験と解析の双方の歩み寄りが重要です。 特に、実験の前段階として解析を活用すること(バーチャル実験)が開発・検討の効率化につながります。
そこで本講座では、福井大学名誉教授 鞍谷文保先生より、振動解析の基礎的な理論から結合部のモデル化や部分構造合成法のような応用的内容まで講義いただきます。

開催日程 開催日:2024年09月25日(水)~ 09月26日(木) 時間:13:00 ~ 17:00
場所 オンライン開催(会議ツール:Microsoft Teams)
費用 44,000円(税込)
定員 20名(最少催行人数5名)
対象 アセンブリ振動解析に取り組んでいる方/これから取り組む方
内容 ※下記内容を2日間に分けて実施します

 1.振動解析の必要性
 2.数値モード解析の理論
 3.振動測定データからの振動モードの抽出
 4.解析結果の評価
 5.解析モデルの評価
 6.解析モデルの修正
 7.実験と解析の双方の歩み寄りとバーチャル実験
 8.結合部のモデル化(ボルト締結構造、スポット溶接構造)
 9.構造変更シミュレーションの理論と適用例
 10.部分構造合成法の理論と適用例
 11.質疑応答

講師紹介:工学博士 鞍谷文保(福井大学名誉教授)
-略歴-
1982.3福井大学大学院工学研究科機械工学専攻修了
1882.4から1997.3まで兵庫県立工業技術センターに研究員として所属
2008.4から2023.3まで福井大学大学院工学研究科教授(改組により学術研究院工学系部門)
専門は振動工学、特にモード解析を基礎とした製品開発におけるコンピュータ利用技術に関する研究に従事
振動・騒音測定・分析、振動・音響のコンピュータ解析など
所属学会
日本機械学会,日本設計工学会
日本機械学会「自動車を中心とした振動-騒音解析技術に関する研究分科会」主査(2010.4~2012.3)
日本機械学会「試作レス実現のための振動・騒音CAE技術の高度化に関する研究分科会」主査(2012.4~2014.3)
日本機械学会計算力学技術者資格認定事業委員会(振動分野WG)委員(2012.4~)
日本機械学会理事など、数々の委員会にも所属し主査や幹事を歴任

本講座は終了いたしました。

※内容は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
※本講座は日本の製造業のお客様に向けて発信しております。
 弊社と同業者もしくは製品設計・開発に関わりのないお客様の受講はお断りする場合がありますのでご了承下さい。