【東京開催】モータ振動・騒音スペシャリスト育成講座(3日間)

概要

モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、産業用、工作機械や医療機器、最近では電気自動車(EV)が注目され、幅広い分野で使用されています。 モータは小型、軽量、高速、高効率などの幾多の技術改良がなされてきました。しかし、騒音・振動に課題が残ります。
本講座では、極めて高い専門性を有するスペシャリストの育成を目指し、課題を抜本的に解決する難易度の高い案件を完遂できるようトレーニングします。 実際の現場におけるモータ振動・騒音で遭遇する困りごとの事像を分かりやすく解説し、スペシャリスト育成講座「実際の現場でのトラブル解決法、モータ特有CAEの境界条件、 ケーススタディによる問題解決力」で知識を高めることができます。
モータ振動・騒音の第一人者でありモータ工学博士の野田伸一様を講師にお迎えし、モータ設計開発の実務に携わった46年間の経験とノウハウを織り込んだ解説と事例をご紹介します。

開催日程 開催日:2024年02月20日(火)~ 02月22日(木) 時間:10:00 ~ 17:00
場所 ニュートンワークス株式会社 セミナールーム
費用 82,500円(税込)
定員 10名(最少催行人数3名)
対象 ・モータ振動・騒音スペシャリストを目指す技術者
・モータ設計、開発、研究、品質、モータシステム業務を扱っている実務経験者
内容 《1日目》
 1.トラブル解決方法およびその決着点
  ・FTA分析、故障モード影響解析、トラブルシューティング法
  ・なぜなぜ分析、特性要因、落としどころGoalの決め方
 2.モータの振動騒音の応用計測と評価
  ・振動、単位、周波数、位相、固有振動数、強制振動、共振
  ・振動センサ、振動計測、周波数分析(FFT)
  ・モーダル解析結果とその対策への読み方のポイント
 3.実際のモータ振動挙動
  ・共振、打振試験、共振回避法、運転中の振動モードと対策
  ・モータ振動診断、異常診断、評価機械状態監視
 4.実際に発生したトラブル事例と解決法
  ・電磁音(2f、偏心)、ファン騒音、軸受音(クリープ、きしり音)など 事例5件
 5.Q&A事例集
  ・電磁音の2fとはどういう意味でしょうか? その他5件

《2日目》
 モータ特有のCAEシミュレーションの境界条件設定法
 1.ステータ振動
  ・電磁鋼板の積層剛性、フレームとステータ鉄心の結合、巻線の等価剛性
 2.ロータ振動
  ・ロータ鉄心の剛性、軸受のバネ定数、危険速度
  ・電磁力による振動応答の事例、ロータダイナミクス事例
   (ジャイロモーメントが発生するロータ)
 3.モータ構造部品の境界条件
  ・軸受はめあい、ボルト結合部支持条件、相手機械への据付け
 4.電磁力周波数応答の解析と実験検証
  ・回転数によるロータの固有値の変化、温度上昇による振動応答に変化
 5.Q&A事例集
  ・極数とスロット数および騒音発生周波数との関係はどうなりますか?
  ・ヒステリシス減衰、摩擦減衰とはどういう現象でしょうか?
  ・モータの場合、振動減衰係数はどの値を用いますか? その他7件

《3日目》
 1.CAEシミュレーションの実演
  ・ロータダイナミクス解析:回転速度による固有振動数の変化《実演》
  ・ステータ鉄心の固有振動数と振動モード
  ・共振時における振動減衰効果
 2.トラブル事例の解説
  ・ロータアンバランスによる軸受クリープ現象
  ・固定子形状による電磁加振力低減
  ・電磁音-製造時の偏心による騒音の影響
 3.ケーススタディ:永久磁石モータ 騒音発生の要因と対策
  ・実機モータによる具体的な騒音問題解決をグループ検討
  ・解決のポイント、落とし所(Goal)の決め方
  ・各グループから発表して議論する
 4.モータ振動騒音の困りごとのコンサルティング
  ・約30分間の全体質疑応答

講師紹介:Nodaモータテック事務所 モータ工学博士 野田伸一様
-略歴-
1982年芝浦工業大学を卒業、株式会社東芝にてモータ(産業、鉄道、エレベータ、自動車、家電・空調など)の研究開発に従事
2000年三重大学にて「モータの振動騒音」で工学博士を取得
2013年日本電産株式会社モータ基礎研究所にてブラシレスDCモータの研究や開発に従事
専門書5冊。モータ査読論文25件、発表論文55件、特許32件、表彰歴(オーム技術賞など6件)
芝浦工業大学の非常勤講師、日本機械学会会員、電気学会会員、モータ技術シンポジウム委員

本講座は終了いたしました。

※内容は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
※会場開催における弊社の感染対策についてはこちらをご参照ください。