【東京開催】モータ振動・騒音の基礎講座(2日間)
概要 |
モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、産業用、工作機械や医療機器、最近では電気自動車(EV)が注目され、幅広い分野で使用されています。
モータは小型、軽量、高速、高効率などの幾多の技術改良がなされてきました。しかし、騒音・振動に課題が残ります。 |
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開催日程 | 開催日:2023年12月14日(木)~ 12月15日(金) 時間:10:00 ~ 17:00 | ||||||
場所 | ニュートンワークス株式会社 セミナールーム | ||||||
費用 | 55,000円(税込) | ||||||
定員 | 10名(最少催行人数3名) | ||||||
対象 |
・これから振動・騒音シミュレーションの評価に取り組まれるモータ技術に関わっている初心者 ・モータ設計、開発、研究、品質、検査管理、システムエンジニア、モータユーザーの 初心者から実務経験者 ・一般的な機械工学、電気工学の知識を持っている方 |
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内容 |
《1日目》 1.モータデモ機による運転の実習体験 ・モータ&インバータの構成 ・速度変化のモータ音の計測、コギングの体験、実機モデル(集中巻き、分布巻き) 2.モータの基礎知識 ・モータ回転原理、回転磁界、トルク、モータ特性、電磁力とは ・モータ構造部品、モータ製造現場(動画)、モータ用途 3.モータの振動・騒音の基礎知識 ・周波数分析、スペクトル、共振とは、固有振動数と振動モード ・モータ発生メカニズム(電磁音、機械音、流体ファン騒音) 4.Q&A事例集 ・回転方向トルクの振動力と半径方向の振動力とは何ですか。その原因は何ですか? ・集中巻線と分布巻線の振動騒音はどのようにちがいますか? ・どうして共振時に位相が90度、遅れになるのか? その他7件紹介 《2日目》 1.モータに特化したCAEの基礎 ・CAEの基礎、有限要素法FEM、問題の定義、適用手順 ・モータのモデル化、境界条件、節点と要素、物性値 ・モータ設計向け解析データの作成、CAEの信頼性と誤差 2.モータのCAE(構造、振動)解析および評価方法 ・モータの電磁力による応答解析、周波数応答解析、応答スペクトル解析 ・応力と振動解析の評価と見方(変形、応力特異点、ミーゼス応力と最大主応力、振動応答) 3.CAEシミュレーションの実演 ・ロータ軸の曲げと危険速度の計算 (要素数、形状、支持条件、ロータ負荷質量の影響)《実演》 ・ステータ鉄心の円環振動の固有振動数と振動モードと理論式との差異 4.Q&A事例集 ・周波数応答解析で直接法とモード法の違いは何でしょうか? その他9件紹介 5.モータ振動騒音の困りごとのコンサルティング ・約30分間の全体質疑応答 |
講師紹介:Nodaモータテック事務所 モータ工学博士 野田伸一様
-略歴-
1982年芝浦工業大学を卒業、株式会社東芝にてモータ(産業、鉄道、エレベータ、自動車、家電・空調など)の研究開発に従事
2000年三重大学にて「モータの振動騒音」で工学博士を取得
2013年日本電産株式会社モータ基礎研究所にてブラシレスDCモータの研究や開発に従事
専門書5冊。モータ査読論文25件、発表論文55件、特許32件、表彰歴(オーム技術賞など6件)
芝浦工業大学の非常勤講師、日本機械学会会員、電気学会会員、モータ技術シンポジウム委員
本講座は終了いたしました。
※内容は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
※会場開催における弊社の感染対策についてはこちらをご参照ください。