上記動画は圧壊解析です。外部のプリプロセッサーでこのモデルを作成し、Nastranファイルを出力します。ADINAでNastranファイルを読み込むと、修正が少なくて済みます。その後、ADINAで解析して、解析結果をNXのポストプロセッサー用のユニバーサルファイルに変換します。
以前、ADINAでプリ/ポストプロセッサーを使用して、外部のプリ/ポストから読み込む方法についてレポートしました(ADINA
News, March 30, 2008)。本件ではNX
プリ/ポストとADINAでの使用について焦点をあてています。

図. NX/ADINA連携のフロー
上図は、NX/ADINA連携のフローです。以下に手順を示します。
1.NXではモデリング機能を使って、有限要素モデルを作成します。
2.有限要素モデルをNastranファイルに出力します。
3.出力したNastranファイルをADINAに読み込みます。Nastranファイルは、構造解析、CFD解析、FSI解析用に(April
15, 2006 News)として読み込めます。
ADINAで解析する前に、読み込んだNastranモデルを修正することもできます。
4.ADINAの出力する、解析結果をADINA
portholeフォーマットにするか I-deas universalファイルフォーマットにするかを選択します。
5.ステップ4でADINA portholeフォーマットで出力した場合は、portholeファイルを「porthole
Translator」で結果をI-deas
universalファイルに変換します。
ステップ4でI-deas
universalファイルを出力した場合はこのステップは必要ありません。しかしながら、このステップではオプション選択として、読み込む結果タイプの指定ができます。
6.NXのポストプロセッサーでユニバーサルファイルを読み込みます。
インタフェースでADINAのプリ/ポスト-プロセッサ機能の他の入出力オプションを探す場合は、ADINA
Pre- and Post-processing Optionsを参照してください。
キーワード : Finite
element modeling; NX interface; Nastran file; I-deas
universal file; porthole translator; pre-processing;
post-processing.
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