Nastran
モデルファイルのエクスポート
現在ADINAではNastranモデルファイルのインポート機能によって、他のプリプロセッ
サーを使用した、より効率的なモデル作成を可能にしています。
Nastranモデルは、ADINAの構造解析(ADINA
News, Jan 5,
2005)から、CFDやFSI解析(ADINA News Apr
15, 2006)まで使えるようになりました。
ADINA8.4では、さらにADINAモデルからNastranモデルファイルをエクスポート
する機能も追加しました。他のプリポストプロセッサーと、また他のタイプの解析プログラムと共に、ADINAをさらに幅広く使えるようになるでしょう。例
えば、以下のように使えます。
モデル作成と解析を全て
ADINAで行います。
Nastran
op2結果ファイルの書き出しをADINAに要求します(現在も使える機能です)
Nastranモデルファイルをエクスポートします。
NX、I-deas、Femapなどのポストプロセッシング機能で、Nastranモデルファ
イルと
op2ファイルを読みます。
上の画像は、FemapでポストプロセッシングをしたADINAモデルです。ADINAからエク
スポートしたNastranモデルファイルとop2ファイルを使いました。
Nastranエクスポートモデルには、以下のデータが含まれます。
要
素、節点
材料、物理特性
荷重、境界条件
接触、グルーメッシュ定義
プリテンションボルトや要素のbirth/deathといった特別な機能
解析コントロール情報
この新たな機能によって、非常にフレキシブルにADINAと他のシステムを使うことができるよう
になるでしょう。