モデリングの特長

SimulationXは、部品やアセンブリを示す要素を並べてその関係を結線していく(ダイアグラムを作成する)ことでモデルが完成します。

  • 結線により相互の関係が定まり非因果の関係が完成します。
  • MBSの場合、配置を視覚的に確認しながら調整していくことができ、効率的なモデル作成が行えます。
  • 状態遷移を表すためにState Chartを持つモデルを作成することもできます。

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ライブラリの特長

SimulationXは、ESI ITI社が独自に開発した計算効率が高く、エンジニアがすぐに設計に取り掛かることができる各種のライブラリを取り揃えています。これらのライブラリやユーザ独自で開発したライブラリを組合せ、システムモデルを組み上げていきます。

信号系ライブラリ

積分、PIなどの信号変換や信号発生器などのライブラリ群です。

機械系ライブラリ

1D並進/回転、2D、3DMBSなどに加え、ギア、ボールねじ、クラッチなどの力やトルクの伝達をモデル化するためのライブラリ群です。

熱流体系ライブラリ

構造物の熱伝播や液体・油圧、気体・空気圧、相変化・冷媒などのライブラリ群です。

電気回路・磁気回路・電磁アクチュエータ系ライブラリ

アナログ回路、磁気回路とモータなどのアクチュエータのライブラリ群です。JMAG RTTファイルを読込むライブラリもあります。

音響ライブラリ

機械的な動きや形状により規定される音の特性を観測するためのライブラリです。起振源としての電気回路系、振動する機械系のライブラリと組合せてスピーカーなどの動作や特性を評価するのに利用できます。

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解析の特長

SimulationX は、システム動作検証に必須の常計算に加えて、周波数領域での計算や故障率計算を行うためのモジュールが用意されています。

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結果表示の特長

SimulationXの計算結果は、グラフや、MBSアニメーションとして画面に表示することが可能です。また作成したモデルダイアグラム上表示機能を持つ部品があれば、色やバーの大きさで視覚的に確認することも可能です。

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ツール連携の特長

SimulationXは、欧州Modelisarプロジェクトで規定された、最新の接続規格FMIに対応しています。

このほか、制御開発で代表的に使用されているSimulink(R)や各種HILSへの書き出し、CAD形状の取り込み、ツール間の通信によるCo-Simulationなどにも対応しています。

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カスタマイズの特長

SimulationXは、Microsoft ExcelなどのOfficeツールへのアドインや、マクロなどを用いて操作をカスタマイズすることができます。また、モデルを作成する上で便利な自社用のモデルをType Designerを用いて作成することも可能です。

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SimulationX 3.8 新機能

SimulationXの最新版バージョン3.8の機能を、YouTubeでご紹介しています。

SimulationX 3.8 Introduction 英語版 >>