CAEインターフェース機能

標準でNASRAN入力ファイルのインポートやOP2ファイルフォーマットでの出力が可能です。NASTRANファイルフォーマットを基本とした運用が可能となります。節点・要素に関してはほとんどサポートされていて、NX NASTRANをベースにしたフォーマットでは接触定義や材料定義もインポート可能です。サポートしていない条件についてはAUIで修正や追加が可能です。

NASTRANファイルを基本とした運用

NodeセットやElement Faceセット・Element Edgeセットの作成と利用

CAEインターフェースにより読込まれたFEMデータに対してNodeセットやElement Faceセット、Element Edgeセットを作成することができます。これらのセットを使って荷重条件や拘束条件、接触条件などを定義できます。

セットは自動チェーン(設定したフェース角内にあるフェースを自動選択)などの機能があるため、簡単に作成できます。

Element Faceセットの作成

カットサーフェス機能

モデルを任意平面でカットした表示が可能です。断面のみの表示や断面より上の部分の表示などの選択ができます。

ポスト処理においてはコンタ図を表示した状態でのカットサーフェスがサポートされます。また、解析結果の閾値によるアイソサーフェスカットもサポートしています。

カットサーフェス機能

ポスト処理機能

解析結果を評価するために様々な結果出力をサポートしています。応力や温度分布などのコンタ図やベクトル表示で確認でき、アニメーション表示も可能です。節点などに関する値はグラフやリスト出力で評価できます。また、ADINA CFD/ADINA FSIではパーティクルトレース表示がサポートされています。すべての結果処理をバッチで処理することが可能なため、形状違いの結果評価などに役立ちます。

結果出力の例

バッチ処理機能

すべての設定をADINAフォーマットでテキスト記述できます。これを利用しバッチ処理することでパラメータスタディなど行うことができます。AUI上の操作についてはセッションファイルに記録することができます。また、各パラメータに関するマニュアルがある他、当社のサポートページではサンプル例なども提供しています。

バッチ処理の例