1Dコンプレッサ作成事例

概要

コンプレッサは、エアコン回路等に使用される重要な機器ですが、このようなエアコン回路のシステムモデルを作成する上でコンプレッサ内の“断熱変化”が重要になります。

紹介するモデルは、断熱変化を考慮した容積(Volume)を圧縮室とし、コンプレッサに必要な吸入・吐出弁、モーターをモデル内に加えます。

さらに、モーターの回転角度に応じて圧縮室容積が変化するようなマップを用意し膨張・圧縮を表現します。

結果から、圧縮室の容積変化によって圧力が変化し、吸入・吐出が行われていることが確認できます。