1Dステアリングシステムモデル

概要

ベースとなるステアリングモデルはSample Browserに含まれています。
これはステアリングの主要部品である、Cardan ShaftやRack & Pinionを用いてモデリングしています。

Cardan Shaftは、カルダン継手の交差角や伝達剛性から、回転速度変動を求める要素です。交差角、ヨーク進み角、伝達剛性、バックラッシュ量などがパラメータに含まれます。
Rack&Pinionは、歯形に関するパラメータを入力し、噛み合い率や伝達力を求める要素です。モジュール、ねじり角、歯数、圧力角、歯面の摩擦係数などがパラメータに含まれます。また、Rack変位によってねじり角が変化する部分も考慮されています。

本モデルをベースに、電動アシスト機能を付加することが可能で、アシストする位置や構造によって、挙動変化を見ることができます。

ステアリング基本モデルにコラムアシスト機構を追加したモデルです。アシスト機構には電動モータ-とウォームギアを使用しています。別アシスト形式のアシスト機構は、取付位置を変更することでモデル化できます。

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