ゴムの粘弾性の事例

概要

円柱形状のゴムに鉄板をある高さから落下させた時の解析です。ゴム材料は衝撃を吸収する媒体として使用されることがよくあります。
エネルギーの吸収には粘弾性効果が重要です。 解析は粘弾性効果のあるなしで比較していますが、粘弾性効果を含むことで剛性が高くなるだけでなく、衝撃を吸収することが確認できます。

機能

粘弾性は弾性と粘性を組合せた一般化Maxwellモデルが使われます。この機能により動的な外力に対する剛性の上昇や衝撃の吸収を解析で表現する事ができます。
また、静的効果として応力緩和の現象を表すことができます。緩和現象は高温で顕著に現れるため温度荷重を設定した解析によく使われます。温度依存性(時間-温度換算則)はWLF則 と Arrhenius 式 をサポートしています。

粘弾性効果なし
粘弾性効果あり

キーワード

ゴム、粘弾性、落下、吸収

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