ゴムのOリング解析事例
概要
ゴムのOリングのシール性を確認する解析です。
Oリングは円形の環状パッキンを溝に装着し、適度に圧縮させて油、水など、流体のシールとして使用します。溝がある部品をボルト締めすることで、Oリングは圧縮されます。接触圧力の発生や接触のステータスを見ることでシールの具合を評価することができます。
機能
この解析では、複数あるボルトを順番に締付ける工程を再現しています。Oリングが受ける油からの力は構造解析で使用される圧力で表現しています。
圧力は接触面が開いているところは作用し、接触面が閉じるとキャンセルされるオプション機能を用いています。ボルト締付の順番はBeam要素のBoltオプションを使用します。結果評価ではcontact pressureやcontact status(接触の開閉・滑りの有無)の変数表示が役に立ちます。
キーワード
ゴム、接触、Bolt
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