流体解析において最も重要なものは、効率的なプリポ
ストプロセッサーです。ADINA
CFDではEnSightをプリポストとして使えます。今回のニュースでは、排気管マニホールドの熱流体と応力の問題でのEnSightの使用を紹介し
ま
す。このマニホールドは 2007年 6/15
のニュースの解析モデルと
同じものです。
ここで載せている画像と結果はすべてADINAで
得られた解析結果をEnSightで処理したものです。下に示したのは解析に使われたメッシュ、上の動画は流体の流れの粒子追跡プロットです。

使用したメッシュ、EnSightでのプロット
次に、流体の圧力のプロットを表示します。その下
の画像は固体と流体、それぞれの温度分布のプロットです。下の画像の透明なパートは固体、不透明のパートは流体です。
効率的なプリポストを使うことはとても重要です。
広く使われているプリポストプロセッサーをADINAと使えるようにするための開発の一環としてADINAとEnSightの連携に力を入れています。もちろん、それ
に加えてプリポストプロセッシングには、ADINA-Nastranインターフェース ( 2007年 8/30 、2006年
9/30 、2006年 4/15 、2005年
1/5 のニュースをご覧ください。これはADINAの標準機能です)
によって、Nastranと使えるプリポストプロセッサーも利用できます。
EnSightによる圧力プロット
EnSightによる温度プロット
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