Open CascadeでのIGESインポート
2012.5.15 ADINA IGES Import with Open Cascade

Open CascadeでのIGESインポート
エンジニアと科学者はシミュレーションと分析のためにADINAを使用しますが、 しばしば、彼らが使用しているCAD/CAEプログラムとインターフェースで接続する 必要があります。これらのプログラムで作成したモデルは、 ADINAにインポートする必要があります。これらのプログラムの環境でADINAから 便利にポスト処理できることが重要です。ADINAは簡単にこれらのタスクを実行 することができるCAD/CAE interfacesを豊富に持っています。 さらに、ADINA Modeler (ADINA-M)は、ADINA User Interfaceで直接ソリッドモデルを 実行する柔軟性を提供します。利用できるバージョンが2つあります、 1つはParasolidカーネル(called ADINA-M/PS)ベースのもの、 もう一つは、Open Cascadeカーネル(called ADINA-M/OC) ベースのものです。 ADINA-M/PSは、NX, SolidWorks, SolidEdgeやベントレー・システムのような Parasolid使用したCADシステムにダイレクトに接続して、 ならびに、ADINAでモデリングするためにIGESファイルをインポートする可能性を与えます。
ADINA8.8で搭載されたADINA-M/OCは、Open Cascadeジオメトリ-カーネル ベースのです。この機能は数ヶ月前のTech Briefで取り上げました。 この事例では、IGESファイルからインポートしたジオメトリ-を 使ってソリッド部品を作成するためのADINA-M/OCの進歩に注目しています。
IGES interface ウェブページで紹介しているように、IGESファイルの形状は ADINA-M/PSを使用してワイヤーフレームやソリッドとしてADINAへインポートできます。 IGESからのこのソリッドは、以前はADINA-M/PSからのみ利用できましたが、 今はADINA-M/OCからも利用できます。 現在、ADINA-M/OCからIGESはADINA-M/PSによってサポート されていません。
- manifold solid B-Rep object entity, type 186
- vertex entity, type 502
- edge entity, type 504
- loop entity, type 508
- face entity, type 510
- shell entity, type 514
下図は、IGESからソリッドを作成した2つの事例です。

図1 バルブAssy

図2 スプリングバルブ
ADINA-M/OCでのIGESインターフェースの進歩は、 ADINAインターフェースとサードパーティーCADソフトを強化します。 特に、CATIAやPTC Creo designようなCADソフトはParasolid または Open Cascade を直接アウトプットできません。 I-DEAS, NX, NastranとFemapにADINAを使用するための既存のインタフェースに加え、 業界で使用されている主要なサードパーティのCAD/CAM/CAEと入出力を 行うために、この機能は新たな道を切り開きます。 そして、それらのアプリケーションのために最も効果的な組合せを選択する際の柔軟性を ADINAユーザーに与えます。
Keywords:
IGES, ADINA-M, interfacing,Open Cascade, Parasolid, B-Rep,
solid geometry, CAD, CATIA, NX, Creo, Nastran, Femap
*from Grabcad.com