第12回 System Simulation Symposium 展示コーナーご紹介

当日の展示コーナーをご紹介します。発表会場に隣接しておりますので是非お立ち寄り下さい。
システム シミュレーション シンポジウムに協賛いただけるパートナー会社および展示内容の概要は、画像からのリンクで確認いただけます。

展示イメージ 協賛パートナー SimulationX NewtonSuite

協賛パートナー会社製品

出展製品 多目的ロバスト設計最適化支援ツール「modeFRONTIER」

1Dシミュレーションで大切なことは、実現象を適切に再現するモデルを作成することです。modeFRONTIERは、SimulationXと連成することで、
・モデルデータや制御パラメータの合わせ込み(正確なモデルデータの作成補助)
・合わせ込んだモデルデータを利用した多目的最適化
を実現します。今や、モデルベース開発にmodeFRONTIERは不可欠なツールと言われています。IDAJブースへお気軽にお立ち寄りください。

出展製品 ① TRIZを核とする体系的手法による開発支援コンサルティング
     ②イノベーション支援ソフトウェア IHS Goldfire

①TRIZを核とする体系的開発手法の活用による製品・技術開発支援コンサルティング
魅力的で革新的な、そして明確に差別化された「断トツ製品、断トツ技術」を開発し続ける。私たちアイデア社は、発明的問題解決理論TRIZ(トゥリーズ)を核とする体系的開発手法の連携と、イノベーション支援ソフトウェアGoldfireの活用により、そんな断トツ製品・断トツ技術を生み出し続ける開発プロセスの構築を支援します。

②イノベーション支援ソフトウェア IHS Goldfire
Goldfireは、米国IHS社が開発する「持続的なイノベーション実現を支援する仕組み」を提供する新しいソリューションです。社内外に蓄積された膨大な知識・知見の有効活用と、実績ある体系的開発手法の実践ツールとして、製品開発プロセスの様々な段階で「知識に裏付けされた発想と意思決定」を支援します。

出展製品 実験モード解析ソフトウエア ME’scopeVES
     マルチチャンネルデータステーション DataStation ESUFEEL
     実車トランジェント試験装置 RealCar-Simulation Bench(模型)

シミュレーションは、ものづくりのフロントローディング化へ向けて普及してきました。作成したモデルのVerificationは、モデルが設計者の意図通りであることを確かめることであり、その意図は、実験によって数値化できます。また、試作後のValidationは、シミュレーション結果と試作機の現象を比較することであり、その比較には、実験による数値化が重要です。展示ブースでは、シミュレーションと実験を融合して放射音と振動を低減した事例、実車を用いたValidationのための試験装置、設備をご紹介します。

出展製品 テストオートメーションツール ECU-TEST

ECU-TESTはドイツTraceTronic社で開発されたテストオートメーションツールです。MILS、SILS、HILS、実車テストまでをカバーし、60以上のSW/HWと標準インタフェースをサポートします。近年では高度自動運転の実現に向け、テストの増大や検証漏れのリスクの増大などの問題が懸念されています。ECU-TESTはPEGASUSに準拠したコンクリートシナリオの自動生成、テスト結果評価とテストカバレッジ分析機能を追加し、自動運転機能に適した新たなテスト手法を提案します。
※TraceTronic社はPEGASUSプロジェクトの正式パートナーです。

出展製品 FMIによるSimulationXとの連携・ECUソフトウェアの検証

dSPACEの仮想検証ツール「VEOS」にSimulationXのプラントモデルをFMI経由でインポートし、制御モデルとともにクローズドループで動作する様子をデモいたします。Windows PCで動作するVEOSとdSPACEのリアルタイムHILシミュレータ「SCALEXIO」のシームレスな連携により、ECUソフトウェアのますますの早期検証を可能にします。

出展製品 モータドライブシステムの開発コストを削減し、期間短縮を実現するツール
     リアルタイムシミュレータ:RTSim-Ⅲ

SimulationXの高精度プラントモデル(ステアリング)とFPGAに搭載された高速モータモデルを連携させることで、モータドライブシステム(電動パワーステアリング:EPS)を机上で評価可能です。MATLAB/Simulinkを介してSimulationXで作成したモデルをリアルタイムシミュレータに実装できます。SimulationXの豊富なライブラリがHILSのリアルタイム環境で使用可能です。

出展製品 機構解析ソフトウエア RecurDyn

RecurDynは、大変形かつ接触を考慮した非線形弾性体まで扱える機構+構造連成機能を有する機構解析ソフトウエアです。さらに、SimulationXなどシステムシミュレーションとの連成や、粒子法(流体)解析との連成が可能です。本展示では、SimulationXとのFMI連携など、RecurDynの適応事例を中心にご紹介します。

出展製品 車両運動シミュレーションソフトウエア CarSim/TruckSim/BikeSim

米国Mechanical Simulation社で開発・商品化された CarSim、TruckSim、BikeSimは、車両運動シミュレーションの業界標準ソフトウェアとなっています。各種車両(乗用車、トラック、バス、自動二輪車)の様々な運転・環境条件に於ける動的挙動を、簡単操作で解析出来る制御設計者や評価技術者向けのツールです。 世界中で30社以上の完成車メーカー、100社以上の部品メーカーや大学研究機関で利用されています。最近ではADASの機能開発に於ける検証ツールとして利用されています。

出展製品 JUSE-StatWorks/V5

「JUSE-StatWorks/V5」は、株式会社日本科学技術研修所が開発・販売している統計解析ソフトウェアです。日本の製造業をはじめとした多くの企業・教育研修機関で幅広く利用されています。JUSE-StatWorks/V5に搭載されている解析手法「パラメータ設計」は、ニュートンワークス株式会社からリリースされている「QEMaster」により、1DCAEソフトウェア「SimulationX」や非線形FEMソフトウェア「ADINA」と連携させることができ、パラメータ設計によるロバスト最適化をより効率的に実行することができます。

SimulationX&関連製品

SimulationX3.9の新機能紹介

6月に国内リリースしたSimulationX3.9では日本からの要望が多数採用され、新機能として搭載されています。モデル修正時に便利なGUI関連機能の改善や各ライブラリ・パッケージへの追加機能について紹介いたします。また本年もユーザの皆様から多くのご意見・ご要望をお待ちしています。

各種教育講座、技術開発の取り組み

SimulationXの各種教育講座など若手技術者の育成に必要な有益な情報を紹介します。マルチドメイン環境やFMI連携を活用したモデリング事例など、役立つ情報を紹介します。

自動化ツール(QEmaster・OptiY)

システムの複雑化に伴い、機能設計の段階からロバスト性を考慮した検討のニーズが高まっています。これを実現するためには、シミュレーションで誤差を考慮し、設計パラメータを検討していくことが大切です。SimulationXで効率的に実現するためのツールを紹介します。

NewtonSuite&取扱製品

HandyFEM

HandyFEMは、概念設計における 構造解析 のツールです。ビーム要素をメインに、シェル・スプリング・ダンパー でモデル化した FEM解析を電卓感覚で使うことができ、アイディアの創出に有効です。

MOR

MORは3D-FEMをリダクションしてSimulationXに転送することができます。歯車エレメントとの組み合わせにてFEMでは困難な歯車の動解析を効率的に行うことができます。ブレーキ安定性評価なども紹介しています。

MyROT

MyROTは回転機械のロータダイナミクスを解析するツールです。ターボチャージャーなどの安定/不安定の解析がトラッキングソルバーにより効率的な結果評価が行えます。また、SimulationXへねじりモードを転送できる ようになりました。

歯車設計ソフトウエア CT-FEM Operaⅲ

アムテック社の歯面解析を充実させた歯車設計ソフトです。歯車諸元から歯形を計算して各種条件によるフラッシュ温度、摩擦係数、油膜厚 さ、伝達誤差解析、寿命計算などやSimulationXのGEARエレメントに入力するかみあい剛性を計算することができます。

Gearソリューション

アムテック社の歯車設計ソフトウエアからは、歯形の3D-IGES出力が可能であり FEMツールと連携させることで歯車のアセンブリ解析まで幅広く解析することができます。SimulationXとの連携も詳細しております。

ASP-μ

表面形状データから表面性状を分析するとともに入力された表面形状を用いての接触計算により、接触圧、変形、接触面積などが容易に算出できます。また、流体潤滑を計算するOilFIlmと連携し、ストライベック曲線を算出します。算出されたストライベック曲線はSimulationXのギヤ要素における損失に用いることが可能です。

RSCalc

ラジアルシールの弾性流体潤滑を計算し、しゅう動抵抗、漏れ、膜厚を求めます。往復運動および回転シールに対応し、シール面および軸の表面粗さを考慮します。しゅう動抵抗および損失トルクはSimulationXへの損失としても利用可能です。

OPTISHAPE-TS

OPTISHAPE-TSは、設計者が求める機能と形状を橋渡しするツールです。各部品に求められる 剛性・ 質量などの機能を満たす形状を自動的に求めます。共振対策においても、複数の振動モードに対して共振を回避する固有振動数にコントロールが可能です。