NWC CAE World 2026 開催のご案内
各国の政策や規制が複雑に絡み合い、日本の製造業はかつてない激流の中にあります。こうした外部環境の急変に翻弄されず、技術の優位性を保ち続けるには、経験則に頼らない「理論に基づいたデジタル開発」への深化が不可欠です。
当社は、この不透明な時代を勝ち抜くには、CAE技術の重要性がより一層高まってくると考えております。
これからのCAEが進むべき方向を皆様と共に考える場として、本年も『NWC CAE World 2026』を開催いたします。
今回の基調講演では、車両運動理論の権威である神奈川工科大学名誉教授の安部正人先生をお招きし、デジタルツインを用いた車両性能の客観評価についてご講演いただきます。長年の理論研究と、更に進化を続ける深い知見は、重要な示唆を与えていただけるでしょう。
また、第一線で活躍されるお客様にご協力いただき、活用事例を中心とした全8講演を予定しております。
皆様の新たな気付きやこれからの参考としてお役立ていただけたら幸いです。
ご参加を心よりお待ちしております。
| 日時 |
2026年7月3日(金)9:20~18:00予定 申込締切日:2026年7月2日(木)17:00 |
| 場所 |
オンライン開催 |
| 費用 |
無料(事前登録制) |
| 定員 |
1,000名 |
| 内容 |
| 09:00-09:20 |
接続開始 |
| 09:20-09:30 |
開会挨拶 ニュートンワークス株式会社 代表取締役社長 山梨 敏数 |
| 09:35-11:05 |
【基調講演】 ドライバーの主観的な評価に代わる一元化された物理量による車両運動性能の客観的な評価 神奈川工科大 名誉教授 安部 正人 先生
テストドライバーに制御しやすさを言葉や点数で評価してもらうのではなく、計測した操舵角と横運動を用いて、デジタルツインドライバーに車両運動の制御しやすさを語らせる手法とその具体例を紹介する。
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| 11:10-11:40 |
【事例発表】 1D CAEをシステム開発の意思決定に用いるという選択 ― 四輪自動車の操舵系システムを題材として ― 株式会社本田技術研究所 石尾 隼 様
四輪自動車の操舵系システム開発では、完成車の上位要求を受けて、システムとして備えるべき基本特性や主要な諸元を開発初期に定める必要がある。ここでは、「解析のためのCAE」ではなく「決めるためのCAE」として、要求の具体化と妥当性検証を進めるための手段として1D CAE を用いる。操舵系システムを題材に、その考え方を適用した一つの事例を示し、意思決定に活用するための1D CAEの設計の考え方を紹介する。
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| 11:45-12:15 |
【事例発表】 二輪車のショックアブソーバ開発におけるシミュレーション活用 -3D解析による可視化と1Dモデルによる設計展開- Astemo株式会社 淺川 優 様
車両の多様性や多品種・小ロット生産を背景とする二輪車サスペンション開発では実機評価が重視されている。一方で、モデルベース開発はまだ発展途上にあり、今後の設計現場への普及が期待されている。本講演ではADINAによる3D解析で減衰力発生メカニズムを可視化し、1Dモデルを用いた設計・開発への展開について紹介する。
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| 12:15-13:05 |
昼休み(50分) |
| 13:05-13:35 |
【事例発表】 1D車両モデルと機械学習による制御定数の最適化 日野自動車株式会社 廣田 翔平 様
Automated Manual Transmissionの制御適合評価において、過渡の振動現象まで評価可能な車両の1D物理モデルと制御ソフトウェアを組み合わせたSILSを活用することで、実車同等の適合試験を実施可能にした。さらに、このシステムに機械学習を組み合わせて制御定数の最適化を実現した事例を紹介する。
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| 13:40-14:10 |
【事例発表】 《新》趣味レーションX ~技術の学びは遊びから~ 「ホンダ ビートの走行時車両挙動分析」 サンデン株式会社 佐藤 泰造 様
サーキット走行時の車両位置情報(GPSデータ)からSimulation XのDriving Maneuvers要素を用いて、Virtual空間でビートのサーキット走行を再現する。さらに、車両挙動分析を試み、車両パラメータ変更時の車両挙動への影響を考察する。
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| 14:15-14:45 |
【事例発表】 1D-CAEを活用した車両統合設計フレームワーク 〜概念設計と詳細設計を繋ぐ「V字プロセス」の実践〜 ニュートンワークス株式会社 市村 純一
車両の電動化・マルチドメイン化に伴い、設計要件のトレードオフは複雑さを増しています。本講演では、1D-CAE(SimulationX)を活用し、上流の概念設計から各コンポーネントへの落とし込み、そしてシステム統合評価に至る「設計プロセスの循環」を可視化するフレームワークについて、車両開発への具現化例を中心ご紹介します。
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| 14:45-15:30 |
休憩(45分) |
| 15:30-16:00 |
【事例発表】 カーエアコン用IHXの1D-CAEを用いた性能予測と顧客提案への活用 株式会社UACJ 岩川 慎 様
当社はカーエアコン用内部熱交換器(IHX)の開発から量産まで手掛けている。IHXの導入を検討されている顧客へ訴求すべく、単体性能のみならず、システム性能に及ぼす影響度を冷凍サイクルの解析により評価した。本発表では、解析による性能予測を顧客への導入メリット提示や技術的訴求に活用した実務事例を報告する。
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| 16:05-16:35 |
【事例発表】 自動車試験装置向けダイナモの振動解析と騒音予測への取組み 東洋電機製造株式会社 永徳 航一 様
自動車試験装置向けダイナモを対象に、設計モデルに対しAVESを用いた振動解析と実機によるハンマリング試験を実施し、解析結果と実測結果を比較検証した事例を紹介する。独自開発したインタイヤハウスダイナモ(ITHD)への適用を通じ、騒音予測に向けた評価技術の確立を目指す取組みを報告する。
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| 16:35-16:50 |
休憩(15分) |
| 16:50-17:20 |
【事例発表】 Optishapeを活用したE-Axle開発における構造最適化の取り組み ニデック株式会社 深谷 和希 様
・ニデックで開発している次世代E-Axleの紹介 ・構造最適設計ソフトウェア"Optishape"を次世代E-Axleの開発に活用した構造最適化解析事例の紹介
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| 17:25-17:55 |
【事例発表】 宇宙システムのライフサイクルを通した複合物理・統合モデリング技術の活用と展望 宇宙航空研究開発機構 河津 要 様
高頻度での宇宙輸送や国際的な宇宙探査等を実現するための宇宙システムはより一層高度で複雑なものとなる。こうした動向を踏まえ、JAXAではフロントローディングの強化、総合的な設計検証、ならびに運用の自律化等に向けたデジタル技術の活用を進めている。本講演では、宇宙システムのライフサイクルを通したSimulationXを中心とした複合物理・統合モデリング技術の活用と展望を紹介させて頂く。
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※万一、本イベントが開催中止もしくは何らかのトラブルにより開催が中断・継続不可となった場合はご容赦願います。