「第34回 交通・物流部門大会(TRANSLOG2025)」にて当社技術スタッフが講演します

11月25日~27日に東京大学生産技術研究所(東京都目黒区)にて開催される「第34回 交通・物流部門大会(TRANSLOG2025)」(日本機械学会 交通・物流部門主催)にて、当社技術スタッフが講演を行います。

本講演では、ブレーキパッドとローター間の面圧分布と摩耗分布が互いに影響し合うという予測の難しい現象に着目し、その時間的な変化を同時に計算する新しい高速なシミュレーション手法をご提案します。

ご来場の際は、当社講演にもぜひご注目ください。

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日時 2025年11月25日(火)~11月27日(木)
場所 東京大学生産技術研究所
費用 事前登録制です。参加費詳細は上記お申込み先にてご確認下さい。
内容

【講演情報】
 講演日時:2025年11月25日(火)10:20-12:00
 セッション名:TL1 ブレーキ
 セッション会場:第1室 コンベンションホール
 講演タイトル:摩擦面上の面圧分布と摩耗分布に関する
        時間発展シミュレーション手法の提案(TL1-2)
 講演者:ニュートンワークス CAE総合開発センター 田尻 聡太郎

パッドとロータ間の面圧分布はブレーキ鳴きなどのNV性能に大きく影響を及ぼすが、これは制動力や熱変形、摩耗の進行度合いなど様々な因子の影響を受けて制動中に大きく変動する。同時に、面圧は摩耗の進行に影響を及ぼす因子の一つであり、形成される摩耗分布は面圧分布の変動履歴に依存する。このように摩擦面上の面圧分布と摩耗分布は相互に作用するため、その予測には双方を同時に考慮する必要がある。
そこで本研究では、摩擦面上の自由度のみを考慮して面圧分布と摩耗分布の時間発展を連立して解く高速なシミュレーション手法を構築し、その妥当性を検証した。

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