NVH課題攻略Day!解析ソフトが拓く歯車設計と音振動の最適化ソリューション(会場開催)
静音化の限界を感じていませんか?
「NVH課題攻略Day」は、解析ソフトを活用し、歯車設計から音響最適化までを対象とした開発加速のための集中セミナーです。従来の試行錯誤から脱却し、効率的かつ現実的なNVH対策を一日で紹介します。
📌第一部 歯車の振動・騒音を知る! 解析ソフトを活用した歯車設計・解析法セミナー
📌第二部 音・振動解析活用:NVコリレーション実践と現実的な最適化への取り組み
※第一部のみ参加/第二部のみ参加/両方参加 から選択できます
日時 |
2025年11月21日(金)10:00~16:20 ※9:45より受付開始 申込締切日:2025年11月18日(火)17:00 |
場所 |
AP東京八重洲 11階 Oルーム(東京駅 八重洲口下車 徒歩7分) |
費用 |
無料(事前登録制) |
定員 |
30名 |
対象者 |
振動や音に課題をもっている方 |
内容 |
第一部:歯車の振動・騒音を知る! 解析ソフトを活用した歯車設計・解析法セミナー
歯車は、あらゆる機械に不可欠な機械要素です。研究、開発、設計、品質保証に携わるユーザ様にとって、 振動騒音低減と、および強度向上は避けて通れない重要な課題です。 本セミナーでは、この課題を効率的に解決するための手法を紹介します。 日本機械学会の歯車分科会や精密工学会の成形プラスチック歯車研究専門委員会で活動され、実務経験豊富な アムテック社 上田昭夫様のご協力のもと歯面解析を充実させたソフトウエア「CT-FEM Opera ⅲ」による伝達誤差解析結果と実験との比較や振動加速度や音圧レベルの評価、そして、最適歯面修整機能の効果などをご説明いただけます。 ニュートンワークスからは各種解析ソフトを活用した事例を紹介します。
10:00-11:00 |
歯車かみ合い応力解析ソフト(CT-FEM Opera ⅲ)のご紹介 アムテック社 上田昭夫 様
CT-FEM Opera ⅲは、数多くの実績を持つ歯車かみ合い応力解析ソフトウェアで、インボリュート平歯車およびはすば歯車の解析に適用できます。3D-FEM歯形応力解析も可能で、フラッシュ温度、油膜厚さ、そしてスカッフィングや摩耗の発生確率、寿命時間など、様々な項目での評価も可能です。動的起振力解析機能により、(回転)、(正面)、(傾き)、(軸)の方向の振動加速度を出力できます。さらに、この機能では音波形グラフや音圧レベルグラフを表示し、音を聞くことまでできます。この動的解析機能と最適歯面修整機能により、損傷・振動・騒音に対する対策を練ることができます。
本ソフトウェアは、損傷が発生した歯車の応力分布を容易に見る事ができるため歯車設計のみならずユーザへの説明を効果的に行うこともできるソフトウェアです。
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11:00-11:10 |
休憩
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11:10-12:00 |
設計者ツールで実現するNVソリューション ニュートンワークス CAE総合開発センター
CT-FEM Operaⅲ、MESYS、OPTISHAPEを使った解析事例を紹介します。MESYSシャフトシステムではシャフト、ギヤ、ケースを表現した解析を行い誤差角を求められます。求めた誤差角を用いたCT-FEM Operaⅲの最適歯面機能から求めた歯面は、シャフトやケースのたわみまで考慮した中での歯車歯面となります。また、MESYSで算出したベアリングの荷重値を利用してOPTISHAPEでケースを最適化しその前後で音圧を比較した事例を紹介します。
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第二部:音・振動解析活用:NVコリレーション実践と現実的な最適化への取り組み
従来の作って試すだけの手法では開発スピードで後れを取ることになります。この課題を解決するためのセミナーを開催します。車両騒音や家電製品などで起こる数々の振動・騒音問題を解決してきた、豊富な経験をお持ちの井戸浩登様(中央大学共同研究員)から音響解析の基礎知識や評価指標、設計実務での具体的な事例を通じて、解析活用の必要性をご説明いただきます。 ニュートンワークスからは、OPTISHAPEを使用した音圧低減の取り組みを具体的に紹介します。
13:30-14:30 |
設計実務における音響解析:音響解析と機械設計での評価指標 井戸浩登 様
設計実務における音響解析と評価指標に焦点を当てた内容です。 設計者が制御できる本質的な物理量に着目し、「音響パワー」「音響放射効率」「寄与度」といった定量的な評価指標の活用法をご説明します。 構造起因の音(Structural born Noise)と音場起因の音(Air born Noise)を切り分け、静音化への機械設計アプローチを事例とともにご説明します。
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14:30-14:40 |
休憩
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14:40-15:40 |
ノンパラメトリック形状最適化の実機検証の取り組み ニュートンワークス CAE総合開発センター
ノンパラメトリック形状最適化が本当に効果があるか検証した結果を紹介します。サンプルは3Dプリンターで作成しました。実験と解析におけるコリレーションの検討として、実験モーダル解析と音圧測定、音響解析の結果を紹介します。
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15:40-15:50 |
休憩
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15:50-16:20 |
OPTISHAPE事例紹介 ニュートンワークス CAE総合開発センター
OPTISHAPEでは、どの様な解析ができるかを紹介します。
・トポロジー最適化 形を削って最適な形を見つけ出す技術 ・ノンパラメトリック形状最適化 形を動かして最適な形を見つけ出す技術 ・固有値コントロール 構造物の揺れやすさをコント ロールする技術
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※本セミナーは日本の製造業のお客様に向けて発信しております。
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