「日本機械学会2025年度年次大会」にて当社技術スタッフが講演します

9月8日に北海道大学(北海道札幌市)にて開催される「日本機械学会2025年度年次大会」(日本機械学会主催)にて、当社技術スタッフが講演を行います。
ご来場の際は、当社講演にもぜひご注目ください。

※詳細・参加お申込みはこちら

日時 2025年9月8日(月)
場所 北海道大学 工学部
費用 事前登録制です。参加費詳細は上記お申込み先にてご確認下さい。
内容

【講演情報】
 講演日時:9月8日(月)12:00~12:15 第20室(N303)
 セッション:[J122-12] 1DCAE・MBD と物理モデリング
 講演内容:物理モデルにおける逆モデル用ライブラリの開発
 講演者:ニュートンワークス CAE総合開発センター 市村 純一

物理モデルで、目標性能から必要な入力条件を推定する「逆モデル」は、開発において有用である。しかし、従来の非因果モデリングでは、逆モデル化の際にコンポーネントの物理的な意味が変わってしまう課題があった。例えば、目標回転数からモータの必要電圧を求める逆モデルでは、モータが「発電機」として振る舞ってしまい、本来の意図と異なる結果となる。
本発表ではこの課題に対し、物理現象を「状態量を制約する機能(Constraint)」と「その条件を計算する機能(Indicator)」に分離するという新しいアプローチを提案する。この手法により、コンポーネントの物理的な役割を維持したまま、柔軟な逆モデルを構築する方法を説明する。