「第35回 設計工学・システム部門講演会」にて当社技術スタッフが講演します

9月3日~9月5日に明治大学(東京都千代田区)にて開催される「第35回 設計工学・システム部門講演会」(日本機械学会主催)にて、当社技術スタッフが2件の技術講演を行います。
また、会場内の弊社展示コーナーでは、講演内容に関する技術をパネル掲示にてご紹介します。ご来場の際はお気軽にお立ちよりください。

※詳細・参加お申込みはこちら

日時 2025年9月3日(水)~5日(金)
場所 明治大学駿河台キャンパス
費用 事前登録制です。参加費詳細は上記お申込み先にてご確認下さい。
内容

【講演情報1】
 講演日時:9月4日(木)13:20~13:40 講演室1 309A
 セッション:OS1-7 製品設計開発のためのモデリング・方法論・マネジメント7
 講演内容:1D-CAEおよびボロノイ図を活用した諸元ばらつきの影響を
      分析する手法の提案
 講演者:ニュートンワークス CAE総合開発センター 市村 純一

製品開発における設計諸元の「ばらつき」分析において、モンテカルロ法を用いた低確率事象を含むばらつきを評価するには膨大な計算コストが課題となる。本発表ではこの課題に対し、ボロノイ図を用いてランダムに生成したパラメータセットの発生確率密度を直接算出する新手法を提案する。提案手法をブレーキの1D-CAEモデルに適用し、少ない計算回数で低確率領域を含む性能ばらつきを効率的に評価するアプローチについて報告する。

【講演情報2】
 講演日時:9月4日(木)15:40~16:00 講演室1 309A
 セッション:OS1-8 製品設計開発のためのモデリング・方法論・マネジメント8
 講演内容:1D電動化システムモデルによる上流設計指針の検討
 講演者:ニュートンワークス CAE総合開発センター 田中 裕隆

電動化により、動力源として多くのモータが活用されている。小型化と高回転化により、モータや歯車ノイズ、またシャフトの振れ回りなどの組み合わせによる振動が発生するため、上流段階でNV設計・NV対策が必要である。しかし、モータ設計と機構設計が各々設計し開発が進められているため、設計終盤における振動問題が発生する。その対策として、電動化システムの全体像をとらえた1Dモデルを作成し、モータ上流設計と電動駆動設計を上流で評価するシステム設計の有効性を述べる。