摩擦・潤滑といった現象を扱うトライボロジーは、機械要素の設計とモノづくりの現場において、信頼性と耐久性に優れた機械の実現に欠かせない重要な学術分野です。

中でも、高機能な機械を設計するには「表面および接触面の設計」が極めて重要であり、これらは摩擦や摺動抵抗に大きく影響する主要因です。こうした要因をデータに基づいて定量的に評価し、合理的な設計判断を行うためには、CAEをはじめとするデジタル技術の活用がますます重要になってきています。

当社では長年にわたり、油膜厚みや摺動抵抗及び、漏れ量を数値解析により予測するCAE技術の開発に取り組んでまいりました。近年では、これらの技術に加え、自動化やシステム設計の手法を組み合わせることで、従来は研究用途にとどまっていたトライボロジーの知見を、実際の機械設計の現場で実用的に活用できる手法へと発展させています。

本Webinarでは、トライボ設計におけるCAEの活用方法をご紹介するとともに、機械システムの機能設計の中でトライボロジーを取り入れたCAE/MBD解析プロセスをご提案いたします。　ぜひこの機会にご参加ください。