設計上流におけるeAxleなど高出力モータ開発課題の討論会

車両の電動化がより加速している中で、車両の重要な駆動を担うeAxle(電動アクスル)に代表される高出力モータにおける開発課題について、参加者の皆様で討論する会を企画いたしました。開発期間の短縮、静粛性、搭載性などを網羅的に設計の上流で検討していくプロセスにはまだまだ多くの課題があり、ここにCAEをどう組み合わせて各担当部署と連携して開発していくべきかの議論ができればと思います。本討論会の前に、講演としまして、東芝、日本電産(現ニデック)で47年以上にわたりモータ開発に携わられ、「モ-タの騒音・振動と対策設計法」の著者・野田伸一様より、モータ振動騒音の対策設計についてお話頂きます。また、当社から、eAxleなどの高出力モータに適用可能なCAEの取り組みに関して講演します。

※お申込みの際に討論内容に関するアンケートにご協力をお願いします。
※本セミナーはお客様にご来場いただく形式の会場開催のみとなります。

日時 2025年2月13日(木)13:30~16:30 ※13:20より受付開始
 申込締切日:2025年2月11日(火)15:00
場所 TODA HALL & CONFERENCE TOKYO Room403(東京・京橋)
費用 無料(事前登録制)
定員 20名 満席(キャンセル待ち)
内容
13:30 開催主旨とご挨拶
13:35-14:40

◆CAE適用によるモータ開発期間のスピードアップ2倍 解析事例の紹介
  ーフロントローディングによる連携解析(電磁―振動―騒音)ー

 Nodaモータテック事務所 モータ工学博士 野田伸一様

・電磁:逆位相の加振力の高調波成分まで解析する。
・振動:主成分の固有モードを特定し、振動減衰率を見積もる。
・騒音:各振動モードに対して音響放射効率を用いて予測計算する。
上記によってPMモータやeAxleシステムの設計開発を2倍短縮(12か月→6か月)実現。

14:40-14:50 休憩
14:50-15:50

◆eAxleなどの高出力モータに適用可能なCAEの取り組みに関する講演
 ニュートンワークス CAE総合開発センター

『振動騒音低減を目指すeAxleのシミュレーションモデル化手法』
振動騒音の低減を目指すeAxleのモデル化をご紹介します。”加振と伝達系”と”1Dと3D”の2つの軸でモデル化を整理し、モデル化の特徴と複合したモデルでの振動騒音低減事例をご紹介します。

『モータ構造の特徴を考慮した3D振動解析技術』
ステータの積層構造に起因した異方性やステータ周辺の部品間接続のモデル化を中心にFEMによる3D振動解析技術をご紹介します。

『eAxleモータにおける1D設計プロセス』
eAxleモータにおける動力性能および振動特性を評価するための1D設計プロセスとシステム解析技術を紹介します。

15:50-16:35

◆討論会:eAxle等、高出力モータ開発における開発課題

テーマ例 システムモデリングにおける課題
     CAEの活用の課題(担当者の熟練度、解析時間)
     NV、熱、制御関係の課題(統計処理、可視化、過去の経験に依存)

※お申込みの際に討論内容に関するアンケートにご協力をお願いします。
 なお、お申込み時のアンケートは任意となりますので未記入でもお申込みいただけます。

※満席のため、キャンセル待ちでのお申込みとなります。予めご了承ください。

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※内容および時間は変更となることがございます。
※内容の録画・録音・撮影は禁止しております。
※メールアドレスは必ずご所属先のアドレスにてお申し込みください。
 フリーやプライベートのメールアドレスからお申込みいただいた場合は確認のご連絡をさせていただきます。
※本セミナーは日本の製造業のお客様に向けて発信しております。
 弊社と同業者もしくは製品設計・開発に関わりのないお客様の参加はお断りする場合がありますのでご了承下さい。

お問合せ先

ニュートンワークス株式会社 セミナー事務局

TEL:03-3535-2631

E-Mail:nwc-seminar@newtonworks.co.jp