実設計におけるボルトの課題と予測技術セミナー
このイベントは終了しました。
多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。
ボルトにフォーカスした「実設計におけるボルトの課題と予測技術」と題したセミナーを開催します。
講師には、製造業で長年製品開発に携わり、CAEと試験評価に豊富なご経験をお持ちのサワダ技研株式会社の沢田様をお招きし、設計現場におけるボルトにまつわる課題を講演いただきます。また、当社技術員からは、マクロの観点とミクロの観点それぞれのシミュレーション技術をご紹介します。自社の課題をどの観点で評価していくべきなのかをご検討いただく一助になれば幸いです。この機会にぜひご参加ください。
※会場とオンラインによるハイブリッド開催です。ご都合の良い参加形態をお選びいただけます。
※会場聴講の場合はセミナー終了後に講師や参加者の方々と歓談いただけるお時間がございます。
| 日時 |
2023年02月21日（火）13:30～16:40
申込締切日：2023年02月20日（月）17:00 |
| 場所 |
会場聴講（AP東京八重洲）もしくは オンライン聴講（GoToWebinar） |
| 費用 |
無料（事前登録制） |
| 定員 |
会場聴講：30名 オンライン聴講：100名 |
| 内容 |
| 13:30-14:30 |
◆実設計におけるボルト締結の課題
サワダ技研株式会社 代表取締役 沢田龍作様
1985年から2015年まで私が在籍しておりましたトヨタ自動車のエンジン開発部においては、ボルトおよび締結におけるボルト折損、緩みによる締結体の脱落、破損、締結力不足によるシールからのガス、油、水漏れなど多くの問題を抱えながらのボルトおよび被締結体の設計法や解析手法は完全とは言えませんでした。軸力のばらつきが大きいため、ばらつき下限での社内試験評価により市場流出を防止している状況でした。
このような安全設計のためにボルト締結部が非常に多く、軽量化やコスト低減にとって大きな障害となることから、ボルト締結の解析手法確立に取り組みました。しかし、軸力ばらつきや解析精度の問題で安全率を非常に大きく設定しなければならない課題は残されている状況です。
今回は、解析手法開発取り組みと残された課題についてご紹介します。
|
|---|
| 14:30-14:40 |
質疑応答 |
|---|
| 14:40-15:25 |
◆マクロから見るボルト締結
－アッセンブリ解析で考えるべき境界面の考慮
ニュートンワークス CAE総合開発センター
ボルト締結を有する構造体の振動特性が実測と解析とで合わない一因として、境界面のモデル化が挙げられます。過去の経験や解析者の勘に依存したモデル化では、汎用的に高精度な予測をすることは難しく、予測精度向上のためには、根拠のある境界面のモデル化が必要です。
そこで、ニュートンワークスが提案する境界部の剛性を面圧に依存した接触面剛性として理論的にモデル化する方法の有効性を、ボルト締結を有するフレーム構造体の検証事例を用いてご紹介します。また、面圧依存の接触面剛性によるモデル化の際に役立つソフトウェアとしてNewtonSuite-AVES、表面粗さから接触面剛性を予測できるNewtonSuite-ASP-μも併せてご紹介します。
・ボルト締結体の振動予測事例
・NewtonSuite-AVES紹介
・表面粗さから接触面剛性を予測
・NewtonSuite-ASP-μ紹介
|
|---|
| 15:25-15:35 |
質疑応答 |
|---|
| 15:35-16:20 |
◆ミクロから見るボルト締結
－ボルトの締結状態を詳細に考慮
ニュートンワークス CAE総合開発センター
締結ボルトに発生する不具合は多岐にわたり、相互に絡み合っています。
ボルトのゆるみ、軸力不足によって起こる不具合の対策のためには、設計段階で使用環境における様々な条件を洗い出し、充分な耐性が得られることを確認する必要があります。
このような様々な条件の中でも、FEM解析で表現可能な力の釣り合いや接触と摩擦を伴うボルト締結のシミュレーション技術をご紹介します。
・被締結体の遊離（口開き）
・被締結体の滑り
・非回転ゆるみによる軸力低下
・締結時ばらつきの影響
・回転ゆるみによる軸力低下
・NewtonSuite BoltApp紹介
|
|---|
| 16:20-16:40 |
全体質疑応答 |
|---|
※会場聴講の場合は全体質疑応答終了後に40分程ご歓談のお時間がございますので、
講師や参加者の方々と直接お話しいただくことが可能です。
※会場聴講のセミナー会場はこちら
AP東京八重洲 10F W会議室 （東京駅 八重洲口下車 徒歩7分）
東京都中央区京橋１丁目１０−７ |
！メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
メールアドレスのご記入が間違っている場合、お客様へ受講案内を発行する事ができません。
メールアドレスは正しく入力いただくようお願いします（コピー＆ペーストを推奨します）
このイベントは終了しました。
多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。
※内容および時間は変更となることがございます。
※内容の録画・録音・撮影は禁止しております。
※オンライン聴講される方は、当日使用されるデバイスにて事前接続確認を実施いただくようお願いします。
※万一受講時にGoToWebinarに接続できなかった場合の対応は致しかねますのでご了承下さい。
※メールアドレスは必ずご所属先のアドレスにてお申し込みください。
フリーやプライベートのメールアドレスからお申込みいただいた場合は確認のご連絡をさせていただきます。
※本セミナーは日本の製造業のお客様に向けて発信しております。
弊社と同業者もしくは製品設計・開発に関わりのないお客様の参加はお断りする場合がありますのでご了承下さい。
