遊星歯車などの設計・解析に役立つ「歯車の設計と解析法セミナー」
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多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。
歯車は、様々な機械に幅広く使用されている機械要素です。歯車の研究、開発、設計、品質保証に携わる方にとっては、振動低減、騒音低減、強度向上は重要な課題です。本セミナーでは、アムテック社 上田昭夫様のご協力のもと、歯面解析を充実させたソフトウエア「CT-FEM Opera ⅲ」の歯面損傷や、伝達誤差の実験と解析の比較などをご説明します。また、近年は電動化が進み遊星機構の需要が増えておりますので、遊星歯車機構の起振力を知ることができる「遊星歯車機構の起振力解析システム」もご説明します。
ニュートンワークスからは、歯車ケースを例に振動騒音を1Dと3Dを連携させ効率的に低減することを目指した手法をご紹介します。
日時 |
2022年11月29日(火)13:00~15:00 申込締切日:2022年11月24日(木)17:00 |
場所 |
オンライン開催(会議ツール:Microsoft Teams) |
費用 |
無料(事前登録制) |
定員 |
40名(最少催行人数5名) |
内容 |
13:00-14:00 |
◆歯車かみ合い応力解析ソフト(CT-FEM Opera ⅲ)のご紹介 歯面解析を充実させ、フラッシュ温度計算、摩擦係数・油膜厚さの算出、伝達誤差解析、フーリエ解析、スカッフィングや摩耗の発生確率、そして寿命時間も計算することができます。また、歯面端部接触解析や、最適歯面修整機能(組み立て条件下における歯面応力が最小となる歯面形状を生成)も付加しているので、端部損傷やトロコイド干渉による損傷によって騒音が発生している歯車に適正な歯面修整を施すことで解消することができます。その他にアニメーション機能(応力や変位の動画)もあり、回転角度における応力や変位の変化を観察できます。損傷が発生した歯車の諸元で解析すると応力分布現象を容易に把握できるので、現状歯車の改善やユーザーへの説明には非常に有効です。
◆遊星歯車機構の起振力解析システムのご紹介 遊星歯車機構の起振力は歯数の組み合わせや位相の影響を受けるため、間違った歯数の組み合わせとした場合には、高精度な歯車や高精度な組み立てとしても遊星歯車機構の起振力を抑えることはできません。それらに加えて歯形偏差や歯すじ偏差、そして負荷が作用したときの端部接触による影響も起振力に影響を及ぼすので起振力は増加することになります。また、位相を最適とした組み合わせとした場合でも、歯車精度や端部接触による影響を受けることになります。そして、コストなど種々考慮して設計した歯車機構がどれほど安定した遊星歯車機構であるかを知るためには、起振力(値,変化)を知ることが重要となります。これらの問題を解決するために、遊星歯車機構の起振力解析システムでは、位相や歯面偏差、そして歯の接触問題を考慮して遊星歯車機構の起振力が解析できるので、この起振力を使用することが有効な評価する手段と言えます。 |
14:00-14:10 |
質疑応答 |
14:10-14:50 |
◆効率的な歯車ケース振動騒音低減手法の提案 1歯車ケースを例に振動騒音を1Dと3Dを連携させ効率的に低減することを目指した手法をご紹介します。 ・ソリューションフロー ・システム設計解析 ・歯車詳細設計 ・歯車ケース剛性を考慮したアセンブリ解析 ・かみあい剛性の計算 ・SimulationXモデル詳細度UP 歯車ケース剛性の考慮 ・歯車ケースの応力疲労評価 ・音響評価 ・構造最適設計 |
14:50-15:00 |
質疑応答 |
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