コロナ社共催「納得のロータ振動解析」(オンデマンド)
ロータダイナミクス「回転機械の振動」に関する2課題について理論背景を講義により理解を深めます。多自由度振動系の固有振動数や安定性解析では、複素固有値解析が一般的な手法となっており、その解き方は非常に数学的です。
本講演では、それに代わる物として、開特性(一巡伝達関数)による簡易的な振動特性評価方法を提案します。機械システムの縮小モデルを制御風ブロック線図に描き、その開特性をボード線図やナイキスト線図などいろいろな線図で表現します。よって、開特性と振動特性の関連を、視覚的に捉えることができ、直感的に理解しやすいのが特長です。講義での例題はロータを想定していますが機械振動系一般に適用な方法です。
講義の動画を2022年2月28日の午後から3月13日までオンデマンド配信します。開催期間中は繰り返し復習することができます。この機会に是非受講をご検討下さい。
日時 | 2022年02月28日(月)13:00 ~ 2022年03月13日(日)23:59 ※申込締切:2022年02月16日(水) |
---|---|
場所 | オンライン開催 |
費用 | 聴講料 15,000円(税込) ※教材の代金を含みます |
定員 | 60名(申込み先着順により、定員に達ししだい締め切ります) |
内容 | 【内 容】 課題(1)基礎編速習(約50分) 機械振動系を「剛体+弾性」系の振動システムと捉え、制御風にブロック線図で表す。釣合い振動として計測される閉特性を開特性に変換する方法を提案します。危険速度(固有振動数、ゲイン交差周波数)や安定性(減衰比、位相進み、感度)に対する位相余裕を、開特性を表現したボード線図やナイキスト線図から理解する新しい力学の基礎を講義します。 課題(2)自励振動および安定性評価(約70分) ロータ関係者を悩ませる流体力起因(滑り軸受やシール)の安定性を扱います。この不安定は、隙間流れ特有のクロスばね効果に起因し、それを最新のλモデルで表す安定限界の事前予測法を実習にて理解します。また、内部減衰不安定なども含めこれらの安定性問題を、開特性のベクトル軌跡などを通じ、視覚的に理解します。また、不安定な系を安定化させるに必要な異方性ばね支持や動吸振器に設計について、開特性解析から説明します。これらの閉特性や開特性の解析は、表計算ソフト(Excel)を利用した実習も含まれております。 【講 師】(敬称略) 【教 材】 【お申し込みから受講までの流れ】 |
※受講までに事前接続確認を実施下さい。
※内容および時間は変更となることがございます。予めご了承下さい。
※内容の録画・録音・撮影は禁止しております。予めご了承下さい。
※弊社と同業者もしくはソフトウェアに直接関係しないお客様の参加はお断りする場合がありますのでご了承下さい。
※メールアドレスは必ずご所属先のアドレスにてお申し込みください。
フリーやプライベートのメールアドレスからお申込みいただいた場合は確認のご連絡をさせていただきます。