第10回System Simulation Symposium 開催のご案内

このイベントは終了しました。

多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

弊社にて毎年開催しております『System Simulation Symposium』を今年も下記日程にて開催することとなりましたのでご案内いたします。お蔭さまで毎回好評を頂戴しており、今年は第10回を迎えることとなりました。このシンポジウムでは、1DCAEの現状と目指すべき方向性について、みなさまと一緒に考察し共有する場としていきたいと考えております。

今回の基調講演では、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 吉田憲司様をお迎えし、「超音速旅客機の夢、再び!ー JAXA超音速機技術の最前線 ー 」と題しご講演いただきます。また、特別講演やユーザ様講演など興味深い内容の講演も多数ご発表いただきます。広く皆様のご参加をお待ちしております。

※満席のため受付終了させて頂きました。

日時 2016年7月15日(金) 9:50~17:45 (9:30開場)
場所 東京コンベンションホール(東京都中央区京橋)
費用 無償(事前登録制)
定員 200名
内容

09:30 開場(受付開始)
09:50 開会挨拶  ニュートンワークス株式会社 代表取締役社長 和久井 伸栄
10:00

【基調講演】 超音速旅客機の夢、再び! ー JAXA超音速機技術の最前線 ー
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 航空技術部門 研究領域総括 吉田 憲司 様

航空機の高速化は人類の夢であり、開発史そのものです。世界初の超音速旅客機 (SST)のコンコルドはその到達点でしたが、経済性と環境適合性の課題のため 2003年に就航を終えました。しかし、それでもなおSSTへの憧れと復活が待望さ れています。世界的な次世代SSTに向けた研究の中で、JAXAも将来の国際共同開 発時に応分の貢献に繋がる“キー技術”の研究開発を実施していますが、2015年7 月24日に最大の課題とされるソニックブーム低減技術の飛行実証に成功しまし た。今回は、その成果を中心にSSTの実現可能性について話題を提供させて頂きます。

11:30

【開発動向】
SimulationX update – mastering complex models

ドイツITI社 Managing Director Andreas Uhlig 様

System simulation methods are widely established in all industries. Today new challenges arise from larger models. SimulationX provides means to master complex models in the GUI as well as for the execution, e.g. with debugging. Because of safety and reliability regulations also deviations from the nominal operation must be considered. ITI again improved the usability of the SafetyDesigner and can introduce two additional fault consideration concepts. Finally, some of ITI’s more than 12 R&D projects will be presented.

12:00 昼休み(お弁当をご用意いたします) ※展示
13:00

【事例発表】
SystemSimulationに用いるエンジンモデル開発技法(仮題)

株式会社デンソー 三輪 修也 様

車載システムの大規模・複雑化に伴い、モデルベース開発におけるシステムシミュレーションの役割が増加している。しかし、活用するシミュレータには異分野のモデルが混在しており、その開発には分野特有の知識が必要となり、特定分野のユーザがタイムリーに開発できない。その問題解決の為に弊社ではモデル開発技法の構築に着手、今回はその取組み例を紹介する。

13:30

【事例発表】
EPSシステム設計の取り組み事例

株式会社ショーワ 高僧 美樹 様

”実車での操舵フィーリング性能の解析・指標化/感応指標の数値化したものをモデル化し、そのモデルをシミュレータに搭載しながら目標操舵フィーリングを達成するためのステアリングハード、制御アルゴリズムを設計・検討し、EPSシステムを試作した後に、自前設計のHilSによる検証をする”といった、『シミュレータを用いた操舵フィーリング性能設計開発プロセスによる高効率開発』として取り組んだ内容について紹介する。

14:00

【事例発表】
1DCAEによるブレーキ性能解明の可能性

ニュートンワークス株式会社 CAE総合開発センター

ブレーキ鳴きなどブレーキ性能の解明を目的とした解析として、FEMでのアプローチが主に行われてきました。他方、実験で原理を追究したモデル化検討するアプローチで成果が出ています。CAEでも単純化した1DCAEによるブレーキ性能解明の可能性をご提案します。

14:30 休憩 ※展示
14:50

【海外事例】
Latest SimulationX Application in Automotive Development Process(仮題)

ドイツITI社 Head of Mechanical Engineering and Mechatronics Andreas Abel 様

Hydraulic mounts are an established approach for improving the NVH performance of combustion engine drivetrains. They are specifically designed for meeting different response targets for different types of excitation. Correct design is challenging, as the interaction between mount and other components becomes very nonlinear and difficult to predict. This presentation will show how hydraulic mount models can be built in SimulationX with different levels of abstraction - from frequency-response models through to fully physical models.

15:20

【事例発表】
エア系ブレーキシステム開発におけるSimulationX活用事例(仮題)

日野自動車株式会社 竹多 諒馬 様

大中型商用車では、ブレーキシステムに圧縮空気を使用しており、法規ならびに商品性の観点から、これに関わる多くの実験評価を行っている。この中で、設計段階にて特に苦労していた検討項目の一つであるブレーキ応答性について、SimulationXを適用している事例を紹介する。

15:50

【事例発表】
SimulationXを活用したプラントモデル開発と制御検証環境への適用

マツダ株式会社 寺岡 陽一 様

大規模・複雑化する車両システムの開発にモデルベース開発は必須である。その要となる検証環境とプラントモデル開発でのSimulationXの活用状況を紹介し、今後のモデルベース開発のあるべき姿を展望する。

16:20 休憩 ※展示
16:35

【事例発表】
SimulationXを用いたパワートレイン振動予測技術(仮題)

株式会社本田技術研究所 外山 直基 様

エンジンからドライブシャフトまでの振動予測を1D SimulationであるSimulationXを用いて行った。昨今のパワートレインは走り、燃費および高商品性での両立が求められており、その上で電動化、減筒化の早期検討のための机上予測が重要である。従来の技術ではエンジン爆発変動の予測と、トランスミッションのトルク変動予測は個別に行われており、パワートレイントータルとして確からしさを検証することが出来なかった。そこで今回1D Simulationを用いてトランスミッションに入力される前のエンジンのクランク端トルク変動を予測することを試みた。また各部にトルクセンサーでの計測結果との比較検証する事でパワートレインとしてのトルク変動の相関性が確認できた。

17:05

【特別講演】
デライトデザインと1DCAE

東京大学 大富 浩一 様

1DCAEの適用範囲は多岐に渡る。ここでは、デライトデザインと1DCAEに関して音のデザインを例に1DCAEを持いることの効用、課題について紹介する。合わせて、1DCAEの現状、今後の展開についても触れる。

18:00 懇親会  ※会議終了次第

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ニュートンワークス株式会社 マーケティンググループ

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