今回我々が紹介するのは、大変形、塑性、接触を
含む構造解析で使える強力なイタレーティブソルバーの適用事例です。2006.4/30のニュースでは、このソルバーの有用な事例として、他の二例を紹介
しています。
今回の事例は、変速機です。モデルを以下に示しま
す。さらに解析の情報を示しています。この問題には接触が含まれ、次の図にあるような接触力が発生しています。
このレベルの計算パフォーマンスであれば、多くの
線形、非線形の問題でのADINAのイタレーティブソルバーの有用性が明らかでしょう。
John
Deere社よりの提供
変速機のモデル
要素:10節点四面体要素599,980、6節点シェル要素20,520、2節点トラス要素361
方程式の総数 |
= |
3,180,150 |
接触の方程式数 |
= |
17,209 |
ニューラプソン反復の総数 |
= |
9 |
総解析時間 |
= |
2.4 hr |
要求メモリ |
= |
5.9 GB |
コンピューター:IBM Server P5、Linux 、4CPUのうち1CPU(1.6GHz)使用
(IBM社よりの提供)

変速機の接触力のプ
ロット
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