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◆ADINA for use in research and teaching at Universities
大学での研究と授業においてADINAを使用すること

ADINAは現在、大学において授業や研究で広く使われています。次に述べるものは、ADINAを使うためのいくつかの実績とキー ポイントです。

授業
授業においては、ADINAは有限要素法のコースで使用され、基礎入門科目、応用科目で使 用されます。ADINAは構造、非圧縮、圧縮性流体、熱伝導、総合マルチフィジックス解析といった最新の有限要素法を提供しているため、プログラムは有限 要素 法のさまざまなコースで使用されています。典型的な例として挙げると、学生が学期の課題は学内利用可能マシン(節点、要素数無制限版ADINAを使用し て)で仕上げ、宿題は学生所有のラップトップまたは他のマシンで900節点版を使用して仕上げます。

さらに授業にお いては、ADINAは数値計算にのみ焦点を置くということではなく、学生たちにある物理現象を説明するために使用されるのです。実験室で実験が行なわれる 代 わりに、物理的イベントの数値シミュレーションが示され、学生たちが境界条件を変更したらどうなるか、荷重を変更したらどうなるか、などのような「こうし たらどうなるか?」といった質問をすることが出来ます。数値シミュレーションはこれらの質問に対しての答えを直接示し、もちろん実験室での実験よりも 多くのことが見えるのです。それは、構造、流体場などの「内部」をみることが可能だからです。ADINAは構造、弾性、流体、熱伝導などのコースでこの目 的のために使用できます。重要な点は、ADINAは最初は単純な数学モデル、それからより複雑な数学モデルが解析されるといった、工学問題に対して段階的 にモデル化を仮定して行くことの使い方を示すためにとても効果的に使われることです。ADINAはこの場合とても効果的に使われる理由は、単純なものか ら、マルチフィジックスを 含むような非常に複雑なモデルが解析可能だからです。

研究
研究においてはADINAは材料の力学、例えば材料モデルの開発、ミクロ構造の構成を解析するために使われています。材料モデルの開発は、ユーザー定義サ ブルーチンを通して完成されます。

さらに研究では、ADINAは新設計の解析にも広く使われています。構造、流体、熱伝導、連成解析が直接解析されてるため、 ADINAは設計の効率的な解析を達成するために使われる唯一の解析ツールとなることがよくあります。

さらに研究では、新しい数値解法の開発において、ADINAで利用可能な手法と比較するために使われることもあります。ADINAは最先 端技術を提供しているため、有用性と精度の点からこれらのADINAで利用できる数値解法と新しい数値解法を比較する事は好ましいことです。

大学向けライセンスの提供

ADINA使用のため、非常に低料金のライセンスで多くの提供を致します:

・大学で使用するコンピュータの数、問題の規模、機能的制限のないADINAの無制限利用 版

・Parasolid*をベース としたソリッドモデリング機能を持つ、全ての解析タイプに対応した一つのPre、Postプロセッサ

・Nastran**の入力がダ イレクト

・ADINAで使用される理論と定式化は「Finite Element Procedures by K.J.Bathe」の本の詳細資料にならっています。

・シェルと非弾性解析の補足的な本は、「The Finite Element Analysis of Shells - Fundamentals by D. Chapelle and K. J. Bathe; Inelastic Analysis of Solids and Structures by M. Kojic and K. J. Bathe」

・ADINAはK.J.BatheによるMIT Video courseと ともに使用することが出来ます。

・プログラムの900節点版は、学生に対しても、学生間 でも自由に配布可能 です。この特別版はパスワードを要求されません。

* Parasolidベースのプログラムからのソリッドモデル、例えばUGS NX、SolidEdge、SolidWorksはダイレクトにADINAへインポートできます。

** ADINA R&DとUGS社との戦略的提携をもって、ADINAはNX NastranのAdvanced Nonlinear Solutionとして使用されます。


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