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 ADINAショーケース
 

 ◆Analysis of an Engine Exhaust Manifold Using the Shear  Stress Transport Model
SSTモデルを用いたエンジンの排気管の解析

排気管内の粒子の軌跡

 上のアニメーションはボルボ・ペンタ 6気筒 D6ディーゼルエンジンの排気管における粒子の軌跡を示しています。ADINA8.3から利用できる、SST(Shear Stress Transport)乱流モデルを使用して結果を得まし た。

 マニホールドの圧力コンターの詳細は以下に示してあり ます。マニホールドの吸入口でのレイノルズ数はおよそ13,000です。壁面はすべてno-slipとしてモデル化されています。吸入口はすべてkとΩと いう、所定の速度と乱流を持っています。586,120個のFCBI-C要素(~350万個の方程式)がモデルにあります。

 SST乱流モデルは境界層と対数速度層におけるk-Ω モデルの利点を十分に引き出し、境界層のwake領域と自由せん断層における標準k-εモデルへと変わります。SSTモデルの主要な利得は逆圧力勾配もしくは圧力 による境界層の剥離を持つ流れのモデル化の解析結果の正確さを改善することにあります。


マニホールドの圧力コンター図
 
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