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 ADINAショーケース
 
 ◆Model for Transient Analysis of a Reactor Vessel
原子炉容器の過渡解析のモデル






原子炉容器の過渡解析のモデル

ここにADINAのプリプロセッサーで、全てを作成したモデルを示します。

「Onsala Ingenjorsbyra」(Onsala エンジニアリング原子炉補助建設会社、スウェーデン)はリンカルス原子力発電所のユニット1を解析するという、リンカルス原子炉補助建設会社から受託でこの解析を実行しました。

このモデルの目的は、冷却ラインと蒸気ラインが破損したと仮定して原子炉圧力容器の振動を決定することです。非粘性流体の仮定は可能でしたが、流体-構造の完全な連成(FSI)のもとで過渡的な解析が求められました。

モデルはParasolidの部品から構築されました。データはADINAプリプロセッサー内にインポートされ、修正されました。ポイントとラインによる、梁要素のモデリングの時でも修正されました。

ジオメトリは10,000個以上の点、5,000本以上の線および100個以上のボディを含んでいます。ボディのうちの1つは、内部流体につながれたシェル要素およびFSIサーフェスでメッシュにかけられる1,700個のフェイスから構成されています。10個のボディが内部流体を表わしています。有限要素モデルは、10,000個以上の梁要素、100,000個以上のシェル要素および200,000個以上の流体要素から構築されてます。自由度の数はおよそ800,000です。また約15,000回のステップは過渡的応答解析をするために使用されました。

この解析にADINAが使用されたことを光栄に思います。
 
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