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 ADINAショーケース
 
 ◆The Solution of Large Fluid Flow Models in ADINA
ADINAによる大きな流体モデルの解析


Manifold: Solution with fine mesh, Re = 7000


Turnaround duct: Solution with fine mesh, Re = 500


Manifold, coarse mesh
Turnaround duct, coarse mesh

ADINAによる大きな流体モデルの解析

流体の流れおよび流体−構造の相互作用(FSI)解析機能の中で、主要となる新しい開発を成し遂げました。これらの開発にはより有効的なFCBI流体要素、およびより効率的で代数的なマルチグリッド(AMG)ソルバーが含められています。これらは、著しくメモリ使用と解に達するまでの時間を減少させます。次回のADINAニュースにおいて、これらの主な改良を実証する多くの例を示す予定です。

今回のニュースの中で、新しいAMGソルバーと新しいFCBI要素を使用して、より精密なメッシュ密度で解析された3次元流体の流れ問題のうち、2つの例を示します。六面体要素を使用して反転する管の問題を解析し、四面体要素のメッシュでマニホールドの問題を解析しました。両方の問題では、倍精度を備えたSINGLEプロセッサー(900MHz)が使用されました。

もちろん、解に達するまでの時間はマルチプロセッサーマシン上で縮小され、使用されるプロセッサーの数に依存するでしょう。今回、アルゴリズムの並行処理を終了させており、次回のニュースでその結果を示す予定です。また、使用メモリ量を減少させるために単精度の使用も調査しています。

重要なポイントは、FSI解析では新しい流体の流れ機能を使用することができ、現時点までで考察されたものよりはるかに複雑な問題の解析を可能にすることができるということです。

 
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