振動特別講義 アセンブリ構造振動解析の基礎 ~モード解析から部分構造合成法まで~

このイベントは終了しました。

多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

NV性能に対する検討がますます重要視され、アセンブリ状態における振動を検討することが設計上でも必要になっています。アセンブリ振動においては部品間の結合条件の取扱いがしばしば課題にあげられます。設計の効率化において、全体構造を再解析することなく、結合条件や部品を変更したときの振動特性を予測することは重要で、その方法として部分構造合成法が有効です。
本講座では、部分構造合成法の基礎であるモード解析や結合部のモデル化、さらに部分構造合成法の理論とその適用方法を、全3回のシリーズの講義で学びます。
アセンブリ構造の振動解析の理解を深めたい方、振動理論を体系的に整理したい方に特におすすめの講座です。

※満席のため受付終了しました

日時 2021年8月25日より全3回のシリーズ開催
 第1回:8月25日(水)13:00 - 16:30
 第2回:9月02日(木)13:00 - 16:30
 第3回:9月09日(木)13:00 - 16:30
場所 オンライン開催(会議ツール:Microsoft Teams)
費用 全3回のコース価格 8,800円(税込)
定員 15名(最少催行人数5名)
対象者 振動の基礎知識がありアセンブリ振動に興味のある方。
内容

【全3回のコース構成】
第1回と第2回で、モード解析理論の復習、結合部のモデル化、解析モデルの検証方法など部分構造合成法の理解に役立つ知識を学び、第3回で、部分構造合成法の理論とその適用方法について学びます。簡単な課題に取り組んだり、実験データから振動モードを抽出したりすることで理解を深めます。

〇 第1回 8月25日(水)
 -振動解析の必要性
 -数値モード解析の理論
 -振動実験データからのモード抽出

〇 第2回 9月2日(木)
 -結合部のモデル化
 -構造変更シミュレーションの理論
 -解析モデルの検証
 -部分構造合成法の分類

〇 第3回 9月9日(木)
 -伝達関数合成法の理論
 -モード合成法の理論
 -部分構造合成法の適用例
 -講座全体のQ&A

【ご準備いただくもの】
PC、インターネット環境、筆記用具

講師紹介:工学博士 鞍谷文保教授(福井大学)
-略歴-
1982.3福井大学大学院工学研究科機械工学専攻修了
1882.4から1997.3まで兵庫県立工業技術センターに研究員として所属
2008.4から福井大学大学院工学研究科教授(改組により学術研究院工学系部門)、現在に至る
専門は振動工学、特にモード解析を基礎とした製品開発におけるコンピュータ利用技術に関する研究に従事
振動・騒音測定・分析、振動・音響のコンピュータ解析など
所属学会
日本機械学会,日本設計工学会
日本機械学会「自動車を中心とした振動-騒音解析技術に関する研究分科会」主査(2010.4~2012.3)
日本機械学会「試作レス実現のための振動・騒音CAE技術の高度化に関する研究分科会」主査(2012.4~2014.3)
日本機械学会計算力学技術者資格認定事業委員会(振動分野WG)委員(2012.4~)
日本機械学会理事(2021.4~)など、数々の委員会にも所属し主査や幹事を歴任

このイベントは終了しました。

多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

※申し込みフォームの受講コースを「アセンブリ構造振動解析の基礎(全3回)」、受講時期「8月」とご選択下さい。
※受講前にMicrosoft Teamsの事前接続確認をさせていただきます。日程など詳細は、お申込後にご案内します。

お問合せ先

ニュートンワークス株式会社 CAE講座受付担当

TEL:03-3535-2631

E-Mail:cae-seminar@newtonworks.co.jp