コンプレッサーにおける吸排気

概要

下図に示す冷房装置の圧縮機を解析対象とし、圧縮機構における吸排気シミュレーションを行います。
圧縮機内の流体をADINA-CFD用の要素として、圧縮機内の吸気弁と排気弁をADINA-Structure用の要素としてモデル化し、FSIソルバーを用いて解析します。

特長

1つのプログラムで解くので、データの受け渡しをユーザが気にせずに行えます。また、強連成解析で解きます。構造側と流体側のメッシュパターンを一致させる必要はないので、境界面のモデル化は容易です。

機能

構造弁と吸排気境界にクリアランスを設け、運転時の弁変位に伴うクリアランス部の変化により弁の開閉を制御します。
Gap条件ではクリアランスが指定範囲内にある場合は閉じている、範囲外では開いていると仮定します。

キーワード

FSI、強連成、流体、構造、相互作用

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