■戻る





◆Using NASTRAN Models for 3D CFD and FSI Analyses
3D CFDとFSI解析におけるNASTRANモデル使用

ADINA8.4では、ADINAで利用 可能なCFDとFSI解析の強力な機能をNASTRANモデルに直接使うことができます。 したがって、I-deas、Femap、Patran、Hypermesh、他のNASTRANプリプロセッサーをモデル作成に使い、解析はADINAを 使って実行することができます。

その特質は、過渡的解析にとても重要であり、ADINA解析を通してNASTRANモデルで使われる最初のメッシュの質の高さを保ち、結果として正確な解 が得られるということです。

一般的な解析プロセスは以下の通りです。

  • 選択したプリプロセッサー(I-deas、Femap、Patran、 Hypermesh)でCFD、FSIモデルのためのメッシュ生成します。
  •  
  • プリプロセッサーから NASTRANモデ ルをエクスポートします。
  •                
  • ADINA User InterfaceへNASTRANモデルをインポートします。
  •                
  • AUI上で、サーフェスデータ情報を用いた 境界条件や荷重の定義と、CFDもしく はFSI解析のためのコントロールデータの追加をします。
  •                
  • ADINA解析結果を得ます。

  • ADINA8.4はCFD、完全連成あるいは一方向連成のFSI解法のためのこの機能を提供するでしょう。

    「完全連成FSI」の解析結果は、スパースソルバーによる「直接解法」、あるいはイタレーティブソルバーを用いた「反復解法」から得られます。 まったく同じ結果が得られるので、どちらを選ぶかは単に一つのコンピュータ上の効率の問題です。 「一方向解」もまた、スパースソルバー、イタレーティブソルバーどちらを使っても得られます。 大きなモデルでは、全ての場合において、イタレーティブソルバーを使う必要があります。






    ページトップのムービーは、緩衝器の過渡的解析の結果を表しています。 上の図は緩衝器のCADモデルで、私たちは
    ここで、 NASTRANモデルファイルからインポートした流体と構造部分の3D有限要素モデルを表しています。 特定のサイクルの間、ピストンは緩衝器の約半分の長さまで流体を押し、そして流体はバルブの開閉によって強く押されます。 したがって、とても大きなメッシュ変形が表されています。 下のムービーは下側のバルブの詳細、最後の図は、特定のサイクル間に緩衝器で算出された反力を示しています。

    解析の目的とは、改良された最適な緩衝器のデザインを得ることです。 より詳細なモデルを用いたさらに進んだ緩衝器の解析がADINAユーザーによってなされるでしょう。











    Copyright(C) 2004 NewtonWorks Corporation. All Right Reserved