Solving Large CFD Models on the Laptop ｜ADINAｼｮｰｹｰｽ｜ADINA｜CAD/CAM/CAEシステムの導入｜ニュートンワークス

■戻る

◆Solving Large CFD Models on the Laptop 　　　　　　
大規模 CFDモデルのラップトップによる解析

私たちは、ソルバーのパフォーマンス改良において大きな発展を遂げました。今回のニュースでは、ADINA8.4のFCBI要素モデルのためのCFDにおける代数マルチグリッドソルバーの最新の効率性を紹介します。

以下に、産業的問題のモデルを示しています。このモデルでは、流体の流れは約1,500,000の3D要素で解析され、3種の速度、圧力、温度、そして乱流モデルのk-ε自由度によって表現されています。

この問題はわずか1.5時間、シングルプロセッサーPCの2GBのメモリで解析されました。

ソルバーの性能についてのさらなる説明のために、以前2004.9/28のニュースで説明したマニホールドと転回ダクトの解析についての解析時間とメモリ使用を以下のグラフで示しています。下のグラフでは、$2,000以下の費用のシングルプロセッサー3.2GHzのPCが使われました。これらのグラフが表しているのは、約5,000,000自由度のCFDモデルの解析が、ラップトップコンピューターによって妥当な解析時間で解析できるということです。

もちろん、これらの解析時間はマルチプロセッサーマシンを使うことで短縮できます。

これらは素晴らしい解析時間ですが、私たちはさらなる発展のために研究を重ねています。CFD解析全般の効率性は、ADINAを使った複雑なFSI問題の解析にも非常に役立つでしょう。