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 ADINAショーケース
 
 ◆The Solution of Large Fluid Flow Models in ADINA, continued
ADINAによる大きな流体モデルの解析(続き)

2004年の9月28日のニュースで新しいFCBI流体要素とより効果的なマルチグリッドソルバー(AMG)で解いた二つの大きな流体モデルの例を示しました。ここで、より速い解析時間と追加された問題の解析時間を示すために再度これらの問題を提示しました。使用されているこの機能はADINA バージョン8.2.2でリリースされました。

反転するダクト内の層流
(September 28, 2004 Newsを参照)





下に示されている表は倍精度によってなされた、いくつかのより速い解析時間を示す。
Number of 900 MHz processors Number of DOFs Total solution time Number of iterations Memory usage
1 9,343,980 15 h 219 2.8 GB
2 9,343,980 9 h 220 2.8 GB
1 15,081,768 29 h 227 4.5 GB
2 15,081,768 19 h 226 4.5 GB


マニホールド
(September 28, 2004 Newsを参照)


Number of 900 MHz processors Number of DOFs Total solution time Number of iterations Memory usage
1 19,295,350 39 h 143 4.1 GB
2 19,295,350 23 h 144 4.1 GB



長方形断面の曲がっている水路内の乱流

乱流のモデリングの興味深いベンチマークは曲がっている水路内の流れです。この種類の流れはターボ機械や推進システムのような工学的設備では一般的です。流れの予測と、以下に描かれている120°曲がった水路で得られた実験結果との直接の比較を示します。



下にあるのは201,150の自由度を持つメッシュを使用して得られた数値結果と、実験データとの比較の図による要約ですk-epsilonモデルが使用されたことを考慮すると、圧力係数Cpの予測は実験データと大変よく一致している。
実験データ:
Brunn, H.H., "An Experimental Investigation of Secondary Flow Losses in Bends with Rectangular Cross Sections," CUED/A-Turbo/TR 95, Cambridge University.

倍精度の、四つの900 MHzプロセッサーを使用して得られた結果

Number of DOFs Total solution time Number of
iterations
Memory usage
201,150 0.1 h 78 46 MB
798,750 0.8 h 111 0.2 GB
3,171,150 5 h 174 0.7 GB
5,400,000 10 h 207 1.1 GB
8,022,300 13 h 209 1.7 GB
 
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