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 ADINAショーケース
 
 ◆FSI Analysis of a Breaking Pipe
破裂するパイプのFSI解析



破裂するパイプのFSI解析

ここで紹介する三次元の完全な流体−構造練成解析(FSI)は、原子力発電所においてADINAを使用して実行されました。

上に示されたアニメーションは、原子炉内の主要な沸騰した水のスチームパイプが破損する時の速度ベクトルと圧力コンター図を示しています。示されているジオメトリは、以下の概略図で詳細と共に表されている、パイプの完全な部分です。流体の領域は、パイプの内部と外側の領域から構成されます。蒸気は高速の可圧縮流れとしてモデル化されています。パイプは弾性等方性材料としてモデル化されています。

パイプ内の初期圧力は、7MPaです。また、蒸気の温度は559Kです。パイプの外部の初期圧力は、0.1MPaです。パイプ破損の後に蒸気はパイプから噴出し、そのことはパイプに沿った両方の方向に急激な圧力低下を引き起こします。この結果はパイプの上流と下流の流れの整合性を評価するために使用されます。また原子炉圧力容器内への圧力波伝播の時刻歴も有効的です。。

 
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