WEBもしくはご来場形式で受講いただけるSimulationXのオペレーション講座です。
定員はWEB形式でMAX4名、ご来場形式でMAX6名です。受講料は定額制となっています。
【個別講座】SimulationX基礎コース
日数 | 1日間 | 時間 | 10:00-17:00 | 定員 | WEB 1-4名/来場 1-6名 | 受講料 | 165,000円(税込) 定額制 |
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概要 | SimulationXの基本モジュール(PE:Professional Edition)を使用してシステム解析を行うための基本操作や考え方などを習得するための講座です。 解析モデルの設定や実行結果の確認方法に加え、モデリングの考え方やPEの標準機能(パラスタ、カスタマイズなど)を説明します。 SimulationXを業務活用するレベルの考え方や操作知識の獲得を目指します。 |
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内容 |
●基本操作 全体の操作フローを説明します。 結果グラフの表示操作と設定を詳しく説明します。 ●モデル化の基礎・考え方 SimulationXのモデルの基礎となる考え方を説明します。 (コネクション変数の役割、物理量と要素の関係、初期値など) ・演習1:簡易駆動系モデル トルク要素を用いて自動車の駆動系をモデル化する演習です。 ・演習2:簡易ダンパーモデル 非線形特性を持つダンパーをカーブ形式でモデル化する演習です。 ・演習3:AnimationBodyモデル モデルの解析結果を3Dのアニメーションで表示する演習です。 ●パラメータスタディ機能 複数パラメータの組合せを設定し自動計算する機能(Variant Wizard)について説明します。 ●独自要素作成機能 カスタマイズ用エディタ機能(Type Designer)による要素の作成手順について説明します。 新規作成、機能追加および複数要素の1要素化の操作演習を行います ●計算実行の処理内容および解析設定作 解析実行時の内部の計算フロー、イベントの処理の説明をします 。 過渡計算で用いる主要なソルバーとソルバーパラメータについて説明します。 ●解析計算の高速化 計算時間を短縮するための処理時間分析機能(Performance Analyzer)の使用法を説明します。 ●振動特性の評価作 作成したモデルの固有振動数や時定数を算出する方法を説明します。 周波数応答解析の機能を用いた共振周波数の分析方法についても説明します。 ●外部ツール連携(FMI/Excel Add-In)機能 SimulationXのモデルと様々なCAEツールとの連携に用いられているFMIについて説明します。 Microsoft ExcelからSimulationXを操作する機能(Add-In機能)を説明します。 |
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前提 | 「SimulationXによるシステム解析無料体験セミナー」を受講、 または同等の知識(基本的なモデル作成操作ができる程度)を有していること。 |
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対象 | SimulationXによるシステム解析を実施される方。 |
【個別講座】SimulationX使い方コース・MBSライブラリ編
日数 | 1日間 | 時間 | 10:00-17:00 | 定員 | WEB 1-4名/来場 1-6名 | 受講料 | 165,000円(税込) 定額制 |
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概要 | SimulationXの3次元機構解析ライブラリMBS Mechanics (3D)を使用するための基本知識、操作方法を習得するための講座です。 モデル作成に必要な知識と操作を例題を通して説明します。 受講により3次元機構解析で必要な空間内での各部材の定義、相互の関係付けが分かり、MBSによるやや複雑なリンク機構解析ができるレベルを目指します。 注)MBSはMultibody Systemの略語です。 |
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内容 |
●基本事項 MBSを使用するための基本事項(3次元表示、接続ポート、変数等)を説明します。 ●座標系と配置設定 部品を空間に配置するための座標系と座標値、その他パラメータの説明をします。 ・演習:配置設定 剛体とジョイントを用いて配置方法を習得する演習です。 ●MBSライブラリの構成要素 ライブラリを構成する各種要素の説明を行います。 剛体形状、様々な自由度を持つジョイント、弾性体、力・トルク、接触、センサー、カメラなど。 ・演習:Spring Damper バネダンパーに接続された物体の時刻歴運動解析の演習です。 ●MBSライブラリによるモデル作成 実用的なモデルを作成するための要素・ジョイントの選択、接続部剛性の設定を説明します。 ・演習:マウントモデル 偏心のある回転体を有する台を四隅で支持する機構の解析演習です。 ●閉ループ形リンク機構の扱い 両端が同一の剛体(またはグラウンド)に接続されるリンク機構モデルの作成を学びます。 ・演習:クランクスライダー エンジンや圧縮機のピストン運動機構を作成する演習です。 ・演習:ニーレバー 5剛体、回転5、並進2ジョイントで構成するリンク機構の演習です。 ●高度な機能 CADデータの取り込み、二次元接触の定義、高度な表示(3D Scene Explorer) ※自動車のサスペンションを模した簡易モデルの作成例もテキストに掲載しています。 |
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前提 | 「SimulationX基礎コース」を受講、または同等の知識を有していること。 | ||||||
対象 | SimulationXを利用して3次元を考慮した機構解析を実施される方。 |
【個別講座】SimulationX使い方コース・油圧ライブラリ編
日数 | 1日間 | 時間 | 10:00-17:00 | 定員 | WEB 1-4名/来場 1-6名 | 受講料 | 165,000円(税込) 定額制 |
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概要 | SimulationXの油圧システム解析ライブラリHydraulicsを使用するための基本知識や設定方法を学ぶ講座です。 受講により油圧システム解析に必要な要素選択や使用方法を理解し、演習を通して基本的な油圧回路システムのモデル作成ができるレベルを目指します。 |
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内容 |
●基本事項 Hydraulicsでの計算の前提条件として、適用領域や基本事項、使用している数式、ライブラリ構成を 説明します。 ●基本要素(Basic Elementサブライブラリ) 油圧回路モデルの作成でよく使われる、容積、圧力供給、流量供給、圧力損失などの要素の設定方法 を説明します。 ・演習:オーバーフロータンク 基本要素を用いて油回路を作成し、回路の構成方法と要素の設定方法を学ぶ演習です。 ●流体の設定方法 Hydraulicsの流体DBから使用流体を選択する手順と、気体混入率、温度変化考慮の設定方法などを説明します。 ●配管と抵抗(Linesサブライブラリ) パイプ 、ホース、エルボ、分岐管、圧力分布を考慮できるパイプ等の各要素の設定方法や内部計算式 を説明します。 ●油圧と機械運動(Actuatorサブライブラリ) 流体エネルギーと機械エネルギーをやり取りする並進系のシリンダ要素および回転系のポンプ/モータ要素 について説明します。 シリンダ要素では、ピストン径・ストローク、摩擦、漏れなどの設定方法を説明します。 ポンプ/モータ要素では、一回転吐出量、効率、漏れの設定方法を説明します。 ・演習:簡易シリンダ駆動 重力の影響を受けるシリンダーを油圧駆動するモデルの演習です。 ・演習:可変容量ポンプ 回転角により吐出量が変化する可変容量ポンプをモデル化する演習です。 ●バルブ(Valveサブライブラリとユーザ定義バルブ) 標準で提供されている各制御バルブの種類と使用方法を説明します。 方向制御バルブではスプール運動がメカと連動する/しない両タイプの要素があります。 独自バルブ定義の例として逆止弁及び方向切替弁のモデル作成例を紹介します。 ●Hydraulicsで扱う流体特性 Hydraulicsの流体計算における、密度や動粘度、ガス混入量、温度変化等の数式的な取り扱いについて 説明します。 ●新規の流体データ作成方法 新規流体の作成方法を説明します。 |
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前提 | 「SimulationX基礎コース」を受講、または同等の知識を有していること。 | ||||||
対象 | SimulationXの油圧システム解析機能を使用される方。 |
【個別講座】SimulationX使い方コース・振動解析ツール編
日数 | 1日間 | 時間 | 10:00-17:00 | 定員 | WEB 1-4名/来場 1-6名 | 受講料 | 165,000円(税込) 定額制 |
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概要 | 共振問題を中心とした演習問題を通して、SimulationXに搭載されている振動解析機能の使用方法を学ぶ講座です。 システムモデルにおける振動軽減の検討にSimulationXを活用いただけるレベルを目指します。 |
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内容 |
●一般的な振動問題と解決手法 身近で起きている振動現象を通して、一般的な振動問題の定義と解決手法について説明します。 ●SimulationX機能の特徴 SimulationXで振動問題を扱う際に使える6つの機能について特徴を説明します。 ●解析結果グラフの振動分析(ポスト機能) 周波数特性を分析するFast Fourier Transformation(FFT)の操作実習を行います。 最大周波数の決定方法やサンプリング数など分析精度に関わる内容を説明します。 加振に対する変位や相対速度などの周波数応答関数を表示するFrequency Response Function(FRF) について説明します。 回転系2マス2バネモデルを例に、トルク入力によるシャフトの回転角度の応答を 相対振幅と相対位相により分析する操作実習を行います。 ●モデルの振動解析(線形化モデル) 線形化されたモデルの固有振動数や固有モードおよび減衰比を確認するNatural Frequencies and Mode Shapesの操作実習を行います。 FFTとの違いや共通点について説明します。 線形化された解析モデルの周波数応答を計算するInput-Output Analysisについて説明します。 システム特性と制御特性の検討に利用可能なボード線図等の見方や、伝達関数の極・ゼロ点の表示 によるシステムの安定評価について説明します。 ・演習:水ヨーヨー 簡易な1自由度系モデルの振動特性確認と改善検討する演習です。 ・演習:車両の簡易サスペンション 簡易モデルによる振動軽減案を確認する演習です。 ●危険速度や共振周波数の分析(ポスト機能) 時刻歴の解析結果を用いて次数分析を行うOrder Analysis機能について説明します。 回転系モデルへの適用を例に、回転速度と周波数、次数(モード)の結果表示と分析方法について 説明します。 ●モデルの振動解析(非線形性モデル) 定常状態での非線形現象の一例と特徴と、定常振動の非線形・次数特性が検討可能な機能である Steady State Analysisを、簡易な振り子モデルの操作実習を通して説明します。 ・演習:パワートレイン詳細モデル 各振動解析機能を活用した振動抑制の演習です。 |
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前提 | 「SimulationX基礎コース」を受講、または同等の知識を有していること。 | ||||||
対象 | SimulationXを利用して共振現象を中心とした振動問題を扱う方。 |
【個別講座】SimulationX使い方コース・Electro-Mechanicsライブラリ編
日数 | 1日間 | 時間 | 10:00-17:00 | 定員 | WEB 1-4名/来場 1-6名 | 受講料 | 165,000円(税込) 定額制 |
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概要 | Electro-Mechanicsライブラリの要素の使い方と、SimulationXによるモータ駆動システムのモデル化の考え方を学ぶ講座です。 簡易なモータから発熱や性能曲線を考慮したモデル化までの粒度に応じた設定やモデル化の考え方を、演習を通して電動モータを含めたシステムモデルの構築ができるレベルを目指します。 |
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内容 |
●電動モータ要素と駆動回路の要素 SimulationXのモータ要素の適用範囲や実機モータとの対応を説明します。 モータ駆動回路のモデリングに用いるElectro-Mechanicsライブラリの各要素について説明します。 ●モータ駆動システム DCモータ、Cモータ(同期モータ/ブラシレスDCモータ)、ステッピングモータの各モータ要素の入出力 パラメータや考慮される損失について説明します。 ・演習:PWM駆動のモデル化 PWM(パルス幅変調)方式でDCモータを駆動させるモデル作成の演習です。 ・演習:サーボモータを用いたモデリング DC/ACサーボモータによるXYプロッターモデル、DCサーボモータのPWM制御モデル、ACサーボモータの 制御モデルの3つのモデル化演習です。 ・演習:ステッピングモータによる駆動モデル パルスレートのランアップによりステッピングモータを駆動するモデル作成の演習です。 ●モータの詳細解析モデルとの連成 JMAG(磁場解析ソフトウェア)のモデルを取り込める、JMAG-RT要素(インターフェース)について 説明します。 JMAG連成による結果の一例を紹介します。 ●モータ性能曲線の実装 DCモータの仕様書からDCモータ要素へ入力するパラメータへの変換方法を説明します。 ・演習:性能曲線に基づくモデリング モータ内部の摺動抵抗を同定により、性能曲線をモデル化する演習です。 ●マルチドメインによるモデルの詳細化 条件に応じて切り替わる電気回路や、モータパラメータの温度依存の考慮など応用的なモデリング例 について説明します。 ・演習:モータ発熱モデル モータ内部のコイルへ温度依存性の電気抵抗を考慮させる演習です。 注)本コースは物理モデルにおける「モータ部の駆動表現」について習得する講座です。 モータの内部設計について習得いただく講座ではありません。 |
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前提 | 「SimulationX基礎コース」を受講、または同等の知識を有していること。 | ||||||
対象 | SimulationXでモータ駆動制御システムの解析を検討されている方。 |