凹凸面接触解析モードは、現実のミクロな粗さ面を用いて接触解析を行い、接触状態を知ることを目的としています。
真実接触面積や凹凸面の変形、ローカルな接触状態を計算し、表面性状分析モードによる表面性状の情報からさらに詳細な粗さの影響の一端を知ることができます。 解析モデルは表面性状解析で用いた粗さデータを入力するため、表面性状解析~凹凸面接触解析までシームレスに作業することができます。

凹凸面接触解析モードから得られる情報

  • 接触領域および真実接触面積
  • 接触表面上のすべり領域およびその面積
  • 接触表面上の固着領域およびその面積
  • 接触表面上の弾性変形接触領域およびその面積
  • 接触表面上の塑性変形接触領域およびその面積
  • 接触面圧分布,接触表面上の摩擦応力(接線応力)
  • 接触表面上の垂直変位,水平変位,局所すべり量

計算機能

  • 初期条件チェック解析
  • 摩擦なしの垂直接触解析
  • 摩擦を考慮した垂直接触解析
  • 摩擦を考慮した接線接触解析
  • 対応する接触面
  • 滑らかな面-滑らかな面
  • 粗い面-滑らかな面
  • 粗い面-粗い面
  • 粗い面の断面カット修正

計算モード

  • 単一ペア(解析面領域指定可)接触解析
  • 接触面分割(マルチペア)接触解析
  • 接触面連続移動解析
  • その他の機能
  • 複数荷重の連続計算
  • 粗さの高さ断面を複数指定

ポスト機能

  • 接触面の変形図(コンタ表示)
  • 接触圧/せん断応力のグラフ(コンタ表示)
  • 隙間距離のグラフ(コンタ表示)
  • 接触/非接触領域のコンタ表示
  • 非接触/弾性接触/塑性接触領域のコンタ表示
  • 結果サマリー(接触面積/塑性接触面積/接触面積比など)
  • その他多数の表示機能

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