第11回 System Simulation Symposium 展示コーナーご紹介

当日の展示コーナーをご紹介します。発表会場に隣接しておりますので是非お立ち寄り下さい。
システム シミュレーション シンポジウムに協賛いただけるパートナー会社および展示内容の概要は、画像からのリンクで確認いただけます。

展示イメージ 協賛パートナー 大学 SimulationX NewtonSuite

協賛パートナー会社製品

出展製品 多目的ロバスト設計最適化支援ツール「modeFRONTIER」

1Dシミュレーションで大切なことは、実現象を適切に再現するモデルを作成することです。modeFRONTIERは、SimulationXと連成することで、
・モデルデータや制御パラメータの合わせ込み(正確なモデルデータの作成補助)
・合わせ込んだモデルデータを利用した多目的最適化
を実現します。今や、モデルベース開発にmodeFRONTIERは不可欠なツールと言われています。IDAJブースへお気軽にお立ち寄りください。

出展製品 ① TRIZを核とする体系的手法による開発支援コンサルティング
     ②イノベーション支援ソフトウェア「IHS Goldfire」

①TRIZを核とする体系的開発手法の活用による製品・技術開発支援コンサルティング
魅力的で革新的な、そして明確に差別化された「断トツ製品、断トツ技術」を開発し続ける。私たちアイデア社は、発明的問題解決理論TRIZ(トゥリーズ)を核とする体系的開発手法の連携と、イノベーション支援ソフトウェアGoldfireの活用により、そんな断トツ製品・断トツ技術を生み出し続ける開発プロセスの構築を支援します。

②イノベーション支援ソフトウェア IHS Goldfire
Goldfireは、米国IHS社が開発する「持続的なイノベーション実現を支援する仕組み」を提供する新しいソリューションです。社内外に蓄積された膨大な知識・知見の有効活用と、実績ある体系的開発手法の実践ツールとして、製品開発プロセスの様々な段階で「知識に裏付けされた発想と意思決定」を支援します。

出展製品 電気機器の設計・開発のためのシミュレーションソフトウェア「JMAG」

JMAGは電気機器設計開発のためのシミュレーションソフトウェアです。機器内部の複雑な物理現象を正確にとらえ、高速に分析します。駆動用モータの設計にも多く利用されています。近年、開発現場において、モデルベース開発が取り組まれています。プラント設計と制御設計を同時並行で進めることができるコンカレント性の高いモデルベース開発をJMAG-RTが実現します。JMAG-RTはFEAモデルからシステムレベルシミュレーションに高速高精度のプラントモデル(JMAG-RTモデル)を生成するシステムです。システム設計からHILSによるECU検証まで幅広く活躍します。

出展製品 モータドライブシステムの開発コストを削減し、 期間短縮を実現するツール
     リアルタイムシミュレータ新製品:「RTSim-Ⅲ」と新製品:アクセラレータ

SimulationXの高精度プラントモデル(ステアリング)とFPGAに搭載された高速モータモデルを連携させることで、モータドライブシステム(電動パワーステアリング:EPS)を机上で評価可能です。MATLAB/Simulinkを介してSimulationXで作成したモデルをリアルタイムシミュレータに実装できます。SimulationXの豊富なライブラリがHILSのリアルタイム環境で使用可能です。

出展製品 機構解析ソフトウエア「RecurDyn」

RecurDynは、大変形かつ接触を考慮した非線形弾性体まで扱える機構+構造連成機能を有する機構解析ソフトウエアです。さらに、SimulationXなどシステムシミュレーションとの連成や、粒子法(流体)解析との連成が可能です。本展示では、SimulationXとのFMI連携など、RecurDynの適応事例を中心にご紹介します。

大学研究&事例発表

展示テーマ 実地震動でのスプリングダンパを利用した家具転倒防止器具の有効性の検討

地震時の家具の転倒による屋内の人的被害は全体の約3~5割を占めている。既存の家具転倒防止器具の効果は十分ではなく、より有効な器具が必要である。そこでスプリングダンパを用いた器具を提案し、SimulationXによって構築した解析モデルから器具の有効性を検討する。

展示テーマ 製品開発における経営の力学と1DCAE

SimulationXに代表される1DCAEは、3DCADやCAEが有効に機能しない製品開発の上流段階で設計を支援する手法として位置づけられている。上流段階の困難性の一つは経営に直結しているからなのではないかと考え、製品企画段階で事業価値に影響を与える要素をひとつのシステムとして繋ぎあわせ、経営的な事業価値をシミュレーション・可視化し意思決定を支援する手法を開発している。その概要を紹介する。

展示テーマ SimulationXを用いた水素ステーションにおける緊急時の水素放散法の評価

安全・安心な水素ステーションの普及のため、ステーションのリスクアセスメントは必要不可欠である。水素ステーション内で大規模な火災が発生した場合、蓄圧器の爆発事故を防ぐために水素を大気中に安全かつ敏速に放散する必要がある。しかし、現状では、このようなシナリオは想定されておらず、安全対策が構築されていない。そこで、本研究では、SimulationXを用いて最適な水素の放散法を提案した。

SimulationXサポートセンター

SimulationX3.8の新ライブラリと高速化

4月に国内リリースしたSimulationX3.8では新規に4つのライブラリを正式に一般提供を始めました。
ここではそのライブラリと、3.8で実装されたコンパイル型BDF/MEBDFソルバの実力、使いどころのご紹介を致します。

自動車モデル開発の取り組み

ニュートンワークスでは自動車OEM、サプライヤー、試験装置メーカなど各社様からいろいろな課題をお聞きしています。
ここではその課題に対する取り組みの一部として、「エンジン機構モデル」「高速内燃計算モデル」「相互連携ショックアブソーバーモデル」「HEVエンジン始動時振動モデル」をご紹介します。

SimulationX改善要望

ユーザの皆様から頂戴した貴重なご意見は、新たな機能として数多く新バージョンに反映されています。
SimulationX3.8で採用された新機能を中心に、日本からの改善要望が実現したものをご紹介します。今年も多くのご要望・アイデアをお待ちしています。

NewtonSuite&取扱製品

MOR

MORは3D-FEMをリダクションしてSimulationXに転送することができます。
歯車エレメントとの組み合わせにてFEMでは困難な歯車の動解析を効率的に行うことができます。ブレーキ安定性評価なども紹介しています。

MyROT

MyROTは回転機械のロータダイナミクスを解析するツールです。
ターボチャージャーなどの安定/不安定の解析がトラッキングソルバーにより効 率的な結果評価が行えます。また、SimulationXへねじりモードを転送できるようになりました。

OPTISHAPE-TS

OPTISHAPE-TSは、設計者が求める機能と形状を橋渡しするツールです。
各部品に求められる 剛性・ 質量などの機能を満たす形状を自動的に求めます。共振対策においても、複数の振動モードに対して共振を回避する固有振動数にコントロールが可能です。

QEmaster

Simulationにおいては誤差を考慮したパラスタを行い、実際に適用する設計パラメータを検討していくことが大切です。
有効な手段の1つにタグチメソッドを用いたパラメータ設計があります。効率的かつ低価格でこれを実現するため、SimulationXとデータ解析ツール「JUSE-StatWorks/V5」の品質工学に特化して連携するためのインターフェースをご紹介します。

出展製品 統計解析業務パッケージ「JUSE-StatWorks/V5」

「JUSE-StatWorks/V5」は、株式会社日本科学技術研修所が開発・販売している統計解析ソフトウェアです。日本の製造業をはじめとした多くの企業・教育研修機関で幅広く利用されています。JUSE-StatWorks/V5に搭載されている解析手法「パラメータ設計」は、2016年にニュートンワークス株式会社からリリースされた「QEMaster」により、1DCAEソフトウェア「SimulationX」や非線形FEMソフトウェア「ADINA」と連携させることができ、パラメータ設計によるロバスト最適化をより効率的に実行することができます。