第9回System Simulation Symposium 開催のご案内

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多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

皆様に好評を頂いている『System Simulation Symposium』も第9回を迎えます。本シンポジウムでは, 1DCAEの現状を皆様と共有しながら、目指すべき方向性と利用価値を検討していきたいと考えております。

今回の基調講演では、品質工学の第1人者である、応用計測研究所株式会社 矢野宏先生ならびにトヨタ自動車株式会社 沢田龍作様をお迎えし、『独創性を生み出す品質工学と「1DCAE」』と題し講演を頂戴致します。このほかにも、特別講演やユーザ様講演など興味深い内容の講演を多数ご発表いただきます。また、同会場内にてパートナー企業様による展示も予定しております。広く皆様のご参加をお待ちしております。

日時 2015年7月10日(金) 9:50~17:45 (9:30開場)
場所 東京コンベンションホール(東京都中央区京橋)
費用 無償(事前登録制)
定員 180名   ※満席
内容

09:30 開場(受付開始)
09:50 開会挨拶  ニュートンワークス株式会社 代表取締役社長 和久井 伸栄
10:00

【基調講演】 独創性を生み出す品質工学と「1DCAE」
応用計測研究所株式会社 代表取締役 矢野 宏 先生
サワダ技研株式会社 代表取締役(元トヨタ自動車株式会社) 沢田 龍作 様

創造とは、ある機能を最大化する形を考案することであるが、日本の弱点と言われている。大学・研究機関・企業などの組織的/マネジメント的課題もあるが、哲学的な側面の課題も大きい。品質工学や「1DCAE」を手法として捉えるのではなく、それが示唆する哲学/設計法/設計プロセスの実践で創造性が磨かれることの可能性について論じたい。

11:30

【海外事例】
SimulationX 3.7 and ITI's latest contributions to European projects(仮題)

ドイツITI社 Managing Director  Andreas Uhlig 様

Driven by challenges in product development, simulation experts demand powerful tool support. With Simulation 3.7 new libraries extend the available expertise. Enhanced technologies make user’s daily work more efficient. Debugging features support robust modeling. FMI 2.0 is becoming an industry standard. ITI gets involved with European and national projects ranging from test and simulation for the European Automotive Testing Center to energy management in buildings. To facilitate a continuous engineering process the connections to PLM and MBSE are being advanced.

12:10 昼休み (お弁当をご用意いたします)  ※展示
13:10

【海外事例】
SimulationX in NVH analysis at automotive OEMs(仮題)

ドイツITI社 Chief Engineer  Andreas Abel 様

Driveline vibration phenomena are commonly termed NVH for noise, vibration, harshness. We present two NVH projects executed by ITI together with Audi in Germany and Jaguar Land Rover in United Kingdom. They consider vibrations during changes between electric and combustion engine drive in a hybrid car and driveline vibrations causing booming noises. Simulation helped the users to better understand the reasons for the NVH phenomena in the drivelines and to assess possible problem solutions without prototyping hardware and extensive testing.

13:40

【事例発表】
モータ負荷解析におけるSimulationXの活用(仮題)

日本電産株式会社  中島 豊平 様

日本電産は年産数十億台のモータ会社として進化して来ました。新たに、モータ技術を核とし、モータモジュールやシステムを商品ポートフォリオとする方向で動き出しました。その一例として、システムシミュレーションによる民生・産業用コンプレッサモータ制御システムソリューションを実現したので、それを紹介致します。

14:10 休憩  ※展示
14:30

【事例発表】
ナブテスコにおけるSimulationX活用事例(仮題)

ナブテスコ株式会社  阿部 賢史 様

ナブテスコは、”うごかす・とめる”をキーワードとして、油圧・空圧機器や高性能減速機を中心に製品展開を行っている。これまでも3Dモデル(3DCAE)をベースとした開発には取り組んできたが、昨年より1DCAEを導入し開発への適用を開始した。今回は、SimulationXの導入背景や経緯、適用中の事例について紹介する。

15:00

【事例発表】
SimulationXを用いた芝刈機の振動低減への取り組み(仮題)

株式会社本田技術研究所  鶴岡 慎吾 様

Hondaでは様々なエンジン搭載商品を開発しているが、素性のよい商品骨格を早期に決定するための手法として1D-CAEが期待されている。今回、歩行型芝刈機のハンドル振動に着目し、SimulationXを活用した事例を紹介する。

15:30 休憩  ※展示
15:45

【事例発表】
SimulationXによるリーフサスペンションの動的挙動予測

ニュートンワークス株式会社  CAE総合開発センター

FR車における加減速時車体挙動、振動はサスペンションの変位と深い関係がある。リーフサス車両のシミュレーションではサス変形をFEMで求め多体系運動解析に取り込むことが一般的だが、非線形挙動再現が困難で計算時間も長い。ここでは剛体と回転バネを用いたモデル化を提案し、駆動系全体解析適用への有効性を示す。

16:15

【事例発表】
SimulationXを活用したFMIでの非因果的モデル接続の取り組み(仮題)

株式会社本田技術研究所  嶋田 敏 様

モデリングの言語やツールに依存しないモデル接続仕様であるFMIを活用して、非因果的モデルの接続取り組みを行った。本取り組みは自動車技術会のWG活動として行ったものである。非因果的モデルに対するFMIでのモデル生成とモデル接続方法を述べるとともに、今後の自動車開発での活用に対する課題と期待を述べる。

16:45

【特別講演】
1DCAEの新たな展開
東京大学 大富 浩一 様

1DCAEはいわゆるCAE以上にその適用目的を明確にする必要がある。これは目的に応じて1DCAEの適用方法も異なってくることを意味する。ここでは1DCAEのこの多様性に言及するとともに今後の新たな展開を提案する。

17:45 懇親会  ※会議終了次第

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※弊社と同業者ないしはソフトウェアに直接関係しないお客様の参加はご遠慮いただいておりますのでご了承お願い申し上げます。

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多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

お問合せ先

ニュートンワークス株式会社 マーケティンググループ

TEL:03-3535-2631

E-Mail:info@newtonworks.co.jp